この夏、最大の恐怖を体験したい読書好き必見! 株式会社大泉書店から、ショートストーリー集『Occult オカルト闇とつながるSNS3』が発売されました。本書は、児童書から実用書まで幅広いジャンルの書籍を刊行している同社が、小・中学校の「朝の読書」に読んでもらうことを目指して企画したものです。
本書には、管理人である一条宮子と付き人の川口凛が集めてきた、とっておきの恐怖の物語が20編収録されています。小学4年生から読めるように、5年生以降に習う漢字にはルビが振られていますが、大人でも楽しめる本格的なホラーストーリーとなっています。
シリーズ3作目となる本書は、これまでの作品をはるかに超える恐怖の世界が展開されます。一部の物語は、猟奇ユニット「FEAR飯」の怖い話ツイキャス「禍話」から引用・リライトされており、より一層のリアリティとゾクゾク感を味わえます。
著者は、怪奇現象に目がないライターのむくろ幽介氏。職業柄、不思議な体験に巻き込まれやすいという氏は、自身の経験を生かした、臨場感あふれる物語を紡ぎ出しています。
本書は、電子書籍が普及している現代においても、紙媒体ならではのページをめくるワクワク感とドキドキ感を味わえる作品です。朝の眠気を吹き飛ばし、一日の始まりに刺激を与えてくれること間違いなし。怖い話好きはもちろん、読書初心者にもおすすめの一冊です。
「Occult オカルト闇とつながるSNS3」を読んだ感想としては、想像をはるかに超える恐怖と、読み終えた後の爽快感に圧倒されました。
各話は短く、飽きずに読める一方で、内容は本格的なホラーで、ゾクゾクする展開に次々と引き込まれていきました。特に印象に残ったのは、禍話から引用された物語で、現実世界で起こった事件をモチーフにしたものもあり、背筋がゾクゾクするようなリアルな恐怖を感じました。
また、本書は、単に怖いだけじゃなく、人間の心の闇や、現代社会の抱える問題点を浮き彫りにするような側面も感じられました。それぞれの物語を通して、自分自身について深く考えさせられる部分もありました。
怖い話を読んだ後は、少し気分転換が必要になるかもしれませんが、同時に、心の奥底に眠っていた何かが呼び覚まされるような、不思議な感覚を味わえます。ぜひ、この夏は「Occult オカルト闇とつながるSNS3」を読んで、恐怖の世界に浸ってみてください。