佐賀魅力伝えよう
2024-10-09 20:13:52

佐賀の魅力を未来に伝える産学連携プロジェクト始動:タイルアートプランターの制作

佐賀県鳥栖市にある鳥栖プレミアム・アウトレットは、2025年春に向けて、佐賀大学と共同で新たな魅力を発信するプロジェクトを始めました。本プロジェクトのテーマは「未来に伝えたい、佐賀らしさ」。佐賀の伝統工芸である有田焼の陶器片や余剰タイルを利用したタイルアートプランターの制作を通じて、地域の良さを形にし、訪れる人々にその魅力を感じてもらうことを目的としています。

このプロジェクトは、株式会社船場が企画・設計を担当し、佐賀大学の芸術地域デザイン学部の学生たちがデザインを手がけています。学生は2024年9月30日に行われたオリエンテーションで、プロジェクトの目的やデザインテーマについて学びました。このオリエンテーションでは、実際に使用する素材やデザイン案について議論し、創作のイメージを膨らませる貴重な体験をしました。

タイルアートは、有田焼の廃材「べんじゃら」をはじめとしたエシカルな素材を使用しており、地域の資源を活用しつつ、環境にも配慮した作品づくりに取り組みます。若き学生の新しい視点と地域の伝統を融合させた作品は、アウトレット内のエントランスやフードコート前のテラス席など、訪れた人々に色鮮やかな空間を提供します。

さらに、プロジェクトは地域の活性化にも寄与します。今後、佐賀大学の学生たちはタイル貼りのワークショップを行い、実際に自分たちのデザインを形にしていきます。また、リニューアルが進む鳥栖プレミアム・アウトレットで、地域の観光資源を結集するこのプロジェクトを通じて、より多くの人に佐賀の魅力を伝え、つなげていくことを目指しています。

このプロジェクトは、鳥栖プレミアム・アウトレットの20周年という節目の年に実施されるもので、多くの来客が利用するエリアに展開する予定です。今夏の完成を控えて、地域の魅力を最大限に引き出す作品への期待が高まっています。

プロジェクトの実施体制として、佐賀大学、船場、鳥栖プレミアム・アウトレットの三者が緊密に連携し、各々の専門性を活かし合いながら進行しています。学生たちの自由な発想を生かしながら、市場性を持つ作品が誕生することが望まれます。

このような形で、佐賀の伝統と現代の文化を両立させた新たな試みに期待が寄せられる一方で、地域の魅力を堪能できる機会が増えたことは嬉しい限りです。今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社船場
住所
東京都港区芝浦1-2-3シーバンスS館9F
電話番号
03-6865-1008

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