ブリリアショートショートシアターがカンヌ映画祭特集をオンラインで展開！

ブリリアショートショートシアターがカンヌ映画祭特集を展開

国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」にて、ブリリアショートショートシアターオンライン（BSSTO）が特集イベントを開催します。5月にはカンヌ映画祭特集を、6月にはジョージアのショートフィルム特集を予定しています。

カンヌ映画祭特集の概要

特集として日本初公開されるのは、2024年カンヌ映画祭受賞作品や、シネフォンダシオン受賞作を含む全4作品です。毎週水曜日に新作が配信され、短いながらも心に響くストーリーが楽しめます。

1. 『沈黙を破った男』（The Man Who Could Not Remain Silent）
- 配信開始日：5月7日
- 監督：Nebojša Slijepčević（クロアチア、フランス、ブルガリア、スロベニア）
- 作品概要：この作品は1993年のボスニア・ヘルツェゴビナを舞台に、武装した男に停められた旅客電車での緊迫した状況を描いています。500人の乗客の中で一人の男が立ち上がり、無実の市民を救おうとする姿が見どころです。

2. 『最終フェリーに乗って』（The Last Ferry From Grass Island）
- 配信開始日：5月14日
- 監督：Linhan Zhang（アメリカ、香港）
- 作品概要：元殺し屋が母と静かに過ごす美しい小島に、かつての弟子が訪れる物語。任務の決断が迫られる中で、彼の過去と向き合う姿が描かれます。

3. 『蜂と紅茶』（Tea）
- 配信開始日：5月21日
- 監督：Blake Winston Rice（アメリカ）
- 作品概要：孤独な男性が憧れの女性を誘おうとするが、アレルギー体質のためにハプニングに見舞われるコメディの要素を含んだ感情深い物語です。

4. 『宇宙の彼方』（SIDERAL）
- 配信開始日：5月28日
- 監督：Carlos Segundo（ブラジル、フランス）
- 作品概要：ブラジル北部での初の有人宇宙ロケット打ち上げを控え、清掃員の妻と機械工の夫の間で夢と現実の狭間を描く壮大なストーリーが展開されます。

ブリリアショートショートシアターの魅力

BSSTOは、2008年から2017年まで横浜みなとみらいで運営されていたショートフィルム専門映画館のブランドを引き継ぎ、2018年からオンラインでの配信を行っています。会員登録を行うことで、常時12作品を無料で楽しめるこのシアターは、多くの人々の心に響く選りすぐりの短編映画を毎週水曜日にお届けします。

人間の優しさや強さ、そして人生の豊かさをテーマにした作品がそろっており、それぞれが短い時間の中で深いメッセージを伝えてくれます。また、映画を生活に取り入れる方法を提案する記事も掲載されており、視聴者にとってより豊かな体験が得られます。

映画が好きな方々は、ぜひこの機会をお見逃しなく！