阪神タイガース祈願式
2024-02-09 16:27:07
阪神タイガースがうるま市で連覇を祈願した祈願式の詳細
阪神タイガース、うるま市での勝連祈願式
2024年2月9日、沖縄県うるま市で阪神タイガースの選手たちが連続優勝を願う「うるま“勝連”祈願式」に出席しました。このイベントには、中村正人市長をはじめ、「肝高の阿麻和利」の阿麻和利と百十踏揚といった地域の地元アーティストも参加し、記念撮影やセレモニーが行われました。
祈願式の背景
阪神タイガースは毎年沖縄県宜野座村で一軍の春季キャンプを行い、2023年からは新たにうるま市がファームの春季キャンプ地に加わりました。うるま市には世界遺産に登録された「勝連城跡」が存在し、ここはかつて15世紀に海外貿易で栄えた阿麻和利が拠点とした難攻不落の城として知られています。市はこの地を「勝利のパワースポット」として活用し、昨年の春季キャンプにも選手が訪れ必勝祈願を行ったことで、昨年はセ・リーグ優勝を果たしました。
勝連城跡の魅力
勝連城跡は12世紀に築城され、琉球石灰岩丘陵の上に位置しています。北側には金武湾、南側には知念半島や中城湾を見渡すことができる、絶景スポットです。また、城の内部には地域の人々にとって神聖な拝所が数多く存在し、地域の信仰の中心でもあります。この歴史的な名所からは、ローマ帝国のコインなど重要な発見が行われています。
祈願式の詳細
「うるま“勝連”祈願式」の開催は2月9日午前10時から11時までで、出席した選手には勝連の特製お守り「勝マース」が贈呈されました。このお守りには、勝連の「勝ちが連なる」という意味が込められ、スポーツや受験、人生の困難に打ち勝つ強い意志を象徴しています。
選手たちによる勝連城跡への登頂や地元アーティストからの激励コメントもあり、うるま市長が選手たちの活躍を祈願する場面も印象的でした。「雨降って地固まる」という言葉を引用し、天候が悪くとも良い結果に繋がることを願っていますと語りました。
現代版の組踊「肝高の阿麻和利」への期待
現代版組踊の代表作である「肝高の阿麻和利」は、歴史の中で逆臣と言われた阿麻和利の英雄的な側面を描いた作品で、地域の文化を育む活動にも寄与しています。この演目は中高生たちによって20年以上にわたり継承されており、地域活動の一環として多大な影響を与えています。
選手たちの感想
阪神タイガースの新入団選手たちは、初めて勝連城跡を訪れた感想を述べ、歴史の重みを感じたとコメントしました。選手たちは「勝ちマース」お守りを大事にし、試合での勝利に繋げたいとの意気込みを見せました。特に、選手たちはこの特別な体験を通じて連覇を目指す決意を新たにしました。
うるま市の支援
阪神タイガースのファーム選手は2月27日までうるま市に滞在し、市は選手たちのコンディション向上をサポートする環境整備に全力を尽くしています。地域が一体となって、阪神タイガースのさらなる栄光を願う姿勢は、今後の成果に期待を寄せています。
このように、阪神タイガースと地域との絆が深まる中、うるま市の祈願式が連続優勝への新たな一歩として踏み出されました。
会社情報
- 会社名
-
沖縄県うるま市
- 住所
- 沖縄県うるま市みどり町一丁目1番1号
- 電話番号
-
098-974-3111