AIストームとCMNがタッグを組み、DXマンション事業の新たな展開へ

AIストームとCMN、業務提携を発表

AIストーム株式会社（旧名は株式会社ジェクシード）は、CMN株式会社との業務提携を行うことを発表しました。この提携により、両社はマンションサイネージとAI解析技術を融合させた新しいソリューションを共同で開発・提供していく予定です。具体的には、CMNの提供する「DXマンションサイネージ」とAIストームの高度な運用ノウハウを組み合わせ、広告の効果を最大限に引き出す支援体制を構築します。

提携の背景

AIストームは、デジタルサイネージやLEDビジョンの実績を持ち、運用・保守のサービスを一貫して提供してきました。これに対して、CMNはマンションに特化したデジタルサイネージ「DXマンションサイネージ」を中心に事業を展開しており、導入からコンテンツ管理までを一手に行っています。近年、デジタル広告市場は急速に拡大しており、双方の強みを生かした提携が期待されています。

提携の目的と期待する成果

この提携の目的は、両社の役割分担を明確化し、高信頼・高効率なサイネージ運用を実現することにあります。具体的には、次の３つのポイントに基づき、事業の拡大を目指します。

1. 商談から実装・運用のワンストップ化 でリードタイムの短縮を実現。
2. 導入収益と保守・運用による継続的な収益の組み合わせで、顧客への提供価値を強化。
3. 配信ログを基にした運用最適化で顧客満足度と継続率を向上させる。

これにより、移行負荷の低減や表示品質の向上が見込まれます。

将来展望

AIストームは、「3年後に時価総額500億円超」を目指しており、今回の提携はその戦略の一環とされています。アプリ搭載のマンションサイネージとの連携を強化することで、顧客へのサービスをさらに充実させていく考えです。また、今後はAI分析技術を活用した新たな機能を追加し、時代のニーズに応える製品を展開することが期待されています。