英語がもっと好きになる!
東京書籍株式会社が2023年8月に発売した『目でみるえいごのずかん』は、英語の魅力を子どもたちに伝えるために特別に設計された図鑑です。この図鑑は、単に英語の単語を学ぶだけでなく、視覚的好奇心を促し、英語の世界に深く浸る機会を提供します。
「探究する」図鑑の誕生
『目でみるえいごのずかん』は、3つの章で構成されており、各章が異なる視点から英語を紹介しています。最初の章「にているえいご」では、似た意味を持つ英単語が実際の写真とともに提示され、子どもたちが言葉の使い分けを直感的に理解できるようになっています。
例えば、「insect」と「worm」や「big」と「large」といったふうに、英語では明確に使い分けがされる単語を取り上げています。これにより、言葉のニュアンスを感じることができ、言語としての魅力を深く理解することができます。
意外性を学ぶ
続く章「同じえいごでちがういみ」では、英単語の異なる意味を紹介しています。例えば、「fall」には「おちる」と「秋」の2つの意味があり、同じ単語でも状況によって意味が変わることを学びます。このような視点から学ぶことで、子どもたちは語彙を増やし、言語理解を深められます。
次に紹介されるのが「ちがうえいごで同じいみ」では、アメリカ英語とイギリス英語の違いがわかりやすく説明されており、国や地域によって異なる英語の使い方を理解する手助けになります。
楽しく発見する英語
3章「足すと生まれるえいご」では、言葉を組み合わせる楽しさが強調されています。例えば、jellyとfishを組み合わせるとjellyfish(クラゲ)になったり、水melonがwaterとmelonの合成語であることをクイズ形式で紹介しています。
このようなアプローチで、子どもたちは写真を通じて英語の深さや楽しさを発見できます。それにより、英語に対する抵抗感が薄れ、より前向きに学ぼうとする気持ちが育まれます。
著者のプロフィール
本書の著者は、文章を担当したおかべたかしと、写真を担当したやまでたかしです。おかべは1972年に京都府で生まれた作家で、やまでたかしは1970年に三重県で生まれたカメラマンです。彼らは共に、多数の教材や図鑑を手掛けており、教育現場での豊富な経験があります。この二人が手がける作品は、教育に対する情熱と独自の視点を提供しています。
幅広い教育への取り組み
東京書籍株式会社は、1909年に創業し、「教育と文化を通じて人づくり」を企業理念に掲げています。教科書の発行部数が業界最大手であり、デジタル教科書の開発や教育用コンテンツの販売にも力を入れています。
子どもたちの英語に対する興味を喚起するこの図鑑は、教育的な価値に加え、楽しい学びの場を提供することを目指しています。好きなことを通じて学ぶ楽しさを感じさせる一冊であることは間違いありません。ぜひ、多くの親子に手に取ってもらいたい図鑑です。