有給休暇にぴったりの本屋「書店有給休暇」が国立市にオープン！

有給休暇に行きたくなる本屋「書店有給休暇」

新たにオープンする「書店有給休暇」は、東京都国立市に位置し、株式会社FILAGEが展開する新しい本屋です。この店は、-働く女性のための選書サービス-として知られる「季節の本屋さん」をアップデートし、実店舗として生まれ変わります。その目的は、まさに「有給休暇の日に行きたい本屋」、つまり、日々の仕事を頑張る人々が一息つく場所を創り出すことです。

ニジノ絵本屋とのコラボレーション

この本屋のプロデュースを手掛けるのは、目黒区の人気店「ニジノ絵本屋」です。代表のいしいあや氏が持つ独自の視点が、店舗のコンセプトに色を添えています。ニジノ絵本屋は、通常の書店と違い、多様な出版物も手掛け、フェスでのパフォーマンス経験もあるため、さまざまな交流の場になることが期待されています。

社会的背景と書店の意義

近年、日本の書店数は減少の一途をたどっており、平均して1日1店舗が閉店している状況です。コロナ禍を経て、働き方やライフワークバランスへの関心が高まっています。「書店有給休暇」は、こうした背景の中で、人々が有給休暇を有意義に使えるような空間を提供します。また、国立市の商店街も変化を迎えており、30年間続いたイタリアンブティックが跡地にできることで、地域に新たな魅力が生まれることが期待されます。

有給休暇スタンプ制度

この書店の特徴的なサービスの一つが、「有給スタンプ制度」です。有給休暇を取って来店したり、自ら「今日はお休み」と決めた顧客には、ショップカードにスタンプが押印されます。スタンプが貯まると、特別に珈琲を一杯プレゼントされる仕組みです。これにより、読書を楽しむ動機づけがなされます。

豊富な商品ラインナップ

「書店有給休暇」では、生活や心を整えるための本や、ビジネス系の本、写真集やエッセイなど、多岐にわたるジャンルの本を取り扱う予定です。特に絵本の取り扱いに力を入れており、読書の楽しさを広める商品が並びます。また、オリジナルのブックカバーやしおりも企画中です。

特徴的な商品とイベント

さらに、多摩地区で初めて導入されるCanaeブランドの試着可能な商品が並びます。「がんをデザインする」という理念のもと、快適さとデザイン性を両立した商品が魅力です。また、アンティーク・アクセサリーやアロマオイル、キャンドルなども販売され、有給休暇の日の特別感を演出します。

月替わりでの原画展やアロマ教室、金継ぎ教室、手帳教室といった多様なイベントも予定されており、本だけでなく交流の場としても機能します。