エーザイとローソン、認知症リスク軽減のための連携を開始
エーザイ株式会社が、株式会社ローソンおよびウェルネスダイニング株式会社と共に、認知機能の低下や認知症リスクを軽減するための新たな取り組みを愛媛県今治市で推進し始めました。この連携には、さまざまな健康情報の普及や新しい商品の提供が含まれ、地域住民の健康促進を図ります。
主要な取り組み内容
2023年6月11日より、今治市内の特定のローソン店舗で、以下の三つの活動が展開されます。これらの取り組みは、地域の皆さんが認知症に対する理解を深め、健康的な生活を送る手助けを目指しています。
1. あたまの健康セミナーの実施
初めに、エーザイは「MCI(軽度認知障害)および認知症についての疾患啓発活動」として、あたまの健康セミナーを開催します。これは、地域の方々がMCIや認知症について正しく理解し、早期発見の重要性を学ぶためのものです。このセミナーは、6月11日(木)に今治馬越町三丁目のローソン店舗内にて、10時から11時、13時から14時の2回にわたり行われます。また、今治別名店や伯方島インター店にもモニターを通じて中継されます。
2. のうKNOW®短縮版の販売
次に、エーザイは「のうKNOW」という脳機能テストツールの短縮版をローソンの一部店舗で販売します。このツールは、PCやスマートフォンを使用して、脳の反応速度や注意力、視覚学習、記憶力をチェックすることができます。利用者が個別に、短時間で手軽に実施できるのが特徴です。愛媛県内の店舗では、6月11日より半年間、価格550円(税込み)で提供される予定です。
3. おもいで彩り宅配食の販売
最後に、ウェルネスダイニングが開発した認知機能に配慮した宅配食「おもいで彩り宅配食」が導入されます。これは、国立長寿医療研究センターが監修し、認知機能低下リスクを低減しつつ、栄養バランスにも考慮したメニューを提供するものです。この宅配食は、同じく6月11日から、今治市内の数店舗で購入できます。
今後の展望
エーザイは、他の産業と連携し、より良い認知症のエコシステムを構築することで、全ての人が認知症の兆候に気づきやすい環境を整えていくことを目指しています。この取り組みを通じて、地域住民の健康が促進され、より多くの人々が認知症に備える機会を得ることができるでしょう。
エーザイ、ローソン、ウェルネスダイニングそれぞれが取り組んでいる活動は、地域社会全体にとっても大きな意義があり、認知症への理解が深まる一助となると期待されています。今後の展開にぜひ注目していきたいものです。