類設計室が新たに開設した共創拠点「Root」
株式会社類設計室が、東京設計室のある大田区に新たな共創の場「Root(ルート)」を2023年9月30日にオープンしました。この拠点は、社内外との連携を強化し、様々な分野での共創活動を促進することを目的としています。
開設の背景と目的
「活力を設計する」という理念を掲げる類設計室では、社会が急速に変化する中で、様々な専門知識や技術の連携が求められる時代に対応するためにこの「Root」を創設しました。異なる専門家や地域との共創活動を通じて新たな価値を生み出すことを狙いとしています。
共創の実現に向けた施設概要
「Root」では多様な共創シーンを作り出すために、オープンな共創劇場と4つのテーマアトリエを設けています。
共創劇場
この共創劇場は、固定席の劇場から改良し、より柔軟に設計された会議室です。異なる大きさや形状のテーブル・椅子、可動式のスツールなどを設置し、利用者が自由に配置を変更することができます。最大150人が一堂に会し、オンライン会議も行える設計になっています。
四つのアトリエ
個室型の会議室は「気」「香」「灯」「識」の四つのテーマで設計され、異なる創造的な環境を提供します。「気」は温湿度制御、「香」はかおりや色の変化を、それぞれの部屋で体験できます。「灯」では光の拡散を活用し、「識」は農とのつながりを大切にした空間設計をしています。これにより、利用者の感覚や創造性を刺激し、効果的な共創が促進されることが期待されています。
新たな共創を促す展示スペース
「Root」では、類設計室が関わる5つの事業部の取り組みを展示するスペースも設けています。設計、教育、農業、宅配などの事例を通じて、共創の重要性を広めていきます。特に、同社の農園から生まれる素材や子どもたちの模型などを展示することで、地域のつながりを強化し、新たな共創のきっかけを生むことを目指しています。
また、大田区の企業とのコラボレーションで生まれた「折りカーテン」は、宇宙空間での実用性も考慮されています。この製品は自然光の反射効果を評価する試みを行っており、持続可能性への取り組みが感じられます。さらに、廃材の再利用を積極的に行っており、環境に配慮した設計がされています。
訪問のご案内
「Root」への見学を希望される方は、類設計室公式サイトまたは担当者への問い合わせを通じてご連絡いただければと思います。新たな共創の拠点として多くの皆様をお迎えしたいと考えています。
施設情報
- - 名前: Root
- - 所在地: 東京都大田区蒲田 5-38-3 蒲田朝日ビル6階
お問い合わせ先
- - 住所: 〒532-0011 大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル
- - 電話番号: 0120-135-397(平日 10:00~19:00)
- - メール: [email protected]
新たな共創の場「Root」で、より豊かな関係性が生まれることを期待しています。