崇城大学と東福岡高校が医薬品・航空業界の教育協定を締結

3月13日、崇城大学と東福岡高等学校は熊本市内の崇城大学池田キャンパスで高大連携協定を結びました。この協定は、医薬品や航空業界での専門的なスキルを持つ人材の育成を目指すもので、次年度から高校生たちに向けた多様なプログラムが実施される予定です。

高大連携による人材育成

新たに始まるプログラムでは、崇城大学薬学部や空港キャンパスの見学や体験実習が含まれ、高校生に実践的な学びの場を提供します。この取り組みは、高校生のキャリア形成を促し、将来の選択肢を広げることを目的としています。

協定には、以下のような内容が含まれています：

1. 確実な教養や専門知識・スキルの育成
2. 大学からの支援による高校生のキャリア形成の促進
3. 探究学習を支えるための特別講義や講師派遣
4. 大学のプログラムへの優先案内と参加奨励
5. 教員研修の実施
6. 大学と高校の協議に基づくその他の事業

崇城大学の教育理念

崇城大学は「ポストAI時代の知の拠点を見据えて」という理念のもと、創造性やレジリエンスを重視した教育改革に取り組んでいます。特にAIでは模倣しきれない人材を育てるため、先端的な教育研究を通じた組織強化やデジタル変革を推進しています。

また、地域社会で挑戦的に活躍できる人材の育成にも力を入れており、英語学習施設SILC（シルク）を利用した高度な英語教育や留学推奨のグローバル教育など、多角的な体験を提供しています。情報教育に関しても、IoT・AIセンターでの技術教育やデータサイエンス教育に重点を置き、学生の知的好奇心を引き出す機会を数多く設けています。

学校法人の情報

崇城大学は1961年に設立され、工学部や情報学部、生物生命学部、芸術学部、薬学部の5つの学部を有しております。所在地は熊本県熊本市西区池田で、詳細は公式サイト（https://www.sojo-u.ac.jp）をご覧ください。

一方、東福岡高等学校は1945年に設立された学校で、福岡市博多区に位置しています。この学園は東福岡自彊館中学校と自由ヶ丘幼稚園も運営しており、教育の質の向上に努めています。詳しくは、学校の公式サイト（https://www.higashifukuoka.ed.jp）を訪れてください。

この高大連携協定は、今後の若者たちにとって大きな影響を与えることでしょう。両校の取り組みが、医薬品や航空業界でのキャリアを志す高校生たちに新たな道を切り開くことを期待しています。