#手芸 #エリック・エベール #アンティークボタン

ボタンが単なる衣服の一部ではなく、まさにアート作品であることを教えてくれる新たな書籍「世界の美しいボタン」が発表されました。本書では、18世紀から20世紀にかけてヨーロッパで生産されたアンティークおよびヴィンテージボタンが中心に紹介されており、約750点もの多彩なコレクションが収められています。各ボタンは、七宝、ガラス、金属、貝、木など、さまざまな素材から作られており、それぞれに独自の美しさと背景が詰まっています。

エリック・エベール氏が監修を手掛けた本書は、ボタンの歴史を紐解くコラムも豊富で、単なる写真集にとどまらない深い内容となっています。特に、彼自身が長年収集してきたボタンの数々を通して、時代と地域の変遷を感じることができるのが魅力です。エベール氏はフランスのパリ近郊に在住で、パリのヴァンヴの蚤の市に店舗を構え、幅広い時代のボタンやアクセサリーを取り扱っています。彼のコレクションは、ヨーロッパ内でも非常に多様性に富み、世界中のブティックやコレクターたちからも高い評価を得ています。

また、書籍内にはフランスと日本の手芸店や博物館についての情報も掲載されており、これからの手芸・装飾のインスピレーションを与えてくれるでしょう。ボタンの歴史や文化、エステティックに興味がある方々にとって、必見の一冊です。

「世界の美しいボタン」の書影はソフトカバーで、サイズは150mm×160mm、ページ数は192枚（フルカラー）と、見応えのある仕様になっています。定価は本体1,600円に加えて消費税となり、日本国内での手に入りやすさも魅力の一つです。本書は2015年1月20日から発売されており、各種書店やオンラインショップで購入可能です。

現在、ボタンやアクセサリーのビジュアルアートとしての価値は再注目されています。本書を手に取り、さまざまなボタンの魅力を感じながら、あなた自身の創作活動やコレクションを豊かにしてみてはいかがでしょうか。

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