先進的な電気給湯機器を体験できる「iTOMIC LABO」が墨田区に登場
東京・墨田区に最新の電気給湯機器を体験できる施設「iTOMIC LABO」(イトミックラボ)が、2024年10月にオープンします。この施設は、株式会社日本イトミックが手掛ける新しい研究・開発拠点であり、環境に配慮した製品作りを推進する場でもあります。
日本イトミックの取り組み
日本イトミックは、電気給湯に特化した製品とサービスを提供し、安心・安全を企業の基盤に据えてきました。同社は独自技術の開発に力を注ぎ、製品性能向上を目指しています。特に、持続可能な社会の実現に向け、低炭素社会の推進を使命として掲げています。新施設「iTOMIC LABO」は、そうした理念を具現化する場について、研究開発に特化した機器を導入しており、個別ニーズに応じた製品開発や実験も行われます。
最新設備と展示場
「iTOMIC LABO」の特徴は、最新の電気給湯機器を直接体験できる展示場の設置です。この展示場は、2024年11月5日に開設予定で、実際に最新機器からお湯を出す体験が可能です。見学を希望される方は、予約を通じて訪問することができます。展示場では、製品の特長や使い方を学ぶ良い機会となるでしょう。
施設の設計と環境技術
「iTOMIC LABO」は、215.42㎡の敷地に鉄筋コンクリート造の建物として造られます。外観は白を基調とし、熱負荷の低減や照明の効率化が図られています。また、植栽が豊富に使われることで「クリーン&グリーン」を強調したデザインになっています。エントランスホールに設けられた吹き抜け部分は自然光を取り込み、明るい空間を演出しています。
工事中に設計された環境面では、ZEB(Net Zero Energy Building)対応を実現。省エネ技術を駆使し、電力消費を54%削減するBEI(Building Energy Index)値を達成しました。太陽光パネルも設置されており、持続可能なエネルギー利用にも貢献しています。
日本イトミックについて
日本イトミックは、1948年に設立された業務用電気給湯器メーカーで、パイオニア企業として知られています。業務用エコキュートでは初めてCO2冷媒を活用し、環境性能に優れた製品として注目を集めています。今後も、同社は70年以上の実績を元に高い技術力を発揮し、給湯環境の革新を進めていくでしょう。
「iTOMIC LABO」は、その先進的な取り組みとともに、多くの訪問者を迎える準備を進めています。ぜひ一度足を運んで、その先進技術を体感してみてください。