組織変革の新たなアプローチ:グリーンメチルのHealth Focus Method
株式会社グリーンメチル(以下、グリーンメチル)は、最近発表した「Health Focus Method」を利用した組織変革ワークショップで注目を集めています。このメソッドは認知科学の理論を応用し、企業の意思決定構造を革新することを目的としています。2026年5月19日には、西日本電信電話株式会社が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」で、実践型の共創ワークショップが行われました。このイベントには経営層やプロジェクトリーダーなど、30名近い参加者が集まり、活発な議論が展開されました。
さらに、7月には「IVS2026」の公認サイドイベントとして、再びワークショップが行われ、参加者数は合計で1100名を超えました。これらの場において、参加者たちは組織の現状や課題を深く理解する機会を得ました。
課題と変革
多くの企業では、優れた人材や新しい技術が揃っているにも関わらず、意思決定が進まないという共通の問題があります。これは会議で合意に達しても実行へと移らない現象や、過去の成功体験が判断基準となって新しい挑戦が妨げられることが原因です。グリーンメチルはこの課題を、個々人の意欲や能力不足ではなく、組織の構造に起因すると捉えています。人々は自身の経験や評価基準に基づいて情報を選択的に認識するため、同じ事業を見ていても視点やリスクの感覚が異なることがあります。これにより、組織全体の意思決定が停滞することが多いのです。
Health Focus Methodの特徴
グリーンメチルのアプローチは、単なる知識の提供にとどまることではありません。以下の三つの視点から、参加者が主体的に行動を考える土台を築くことを目指しています。
1.
現状維持の構造を把握する:行動しない理由が意欲や能力の不足に起因するのではなく、過去の経験や判断基準によって維持されていることを可視化します。
2.
新たなGOALを設定する:過去の経験に囚われず、未来の目標を先に設定し、それに基づいて行動を見直します。
3.
個人の目標を組織の目標と結びつける:組織の目標を一方的に受け取るのではなく、自身の目標と如何に接続するかを考えます。
このメソッドを適用することで、参加者は自分の役割の意義を再認識し、実現可能なアクションを共に考えることができるようになります。
成果と今後の展望
QUINTBRIDGEでのワークショップ終了後、多くの参加者からは企業や組織の導入相談が寄せられ、実際に共創や協業についての対話が始まっています。IVS2026のサイドイベントでも、具体的な事業課題に基づいた実践的なアプローチが評価され、参加者たちの活発な協力が見られました。
グリーンメチルは今後も、構造的な課題に対するアプローチを強化し、Health Focus Methodを企業内や共創施設における新規事業や経営企画に活用していく予定です。また、医療やヘルスケア分野との統合も視野に入れ、より多面的なパフォーマンス設計へと進化させる方針です。これにより、人々が本来の機能を発揮できる環境づくりを目指します。
健康な組織は、健全な社会を作る根幹となります。グリーンメチルの新たなアプローチが、どのように多くの企業に変革をもたらすのか、今後の活動が非常に楽しみです。