現在、札幌芸術の森美術館で開催中の「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」の魅力が高まっています。この展覧会はロートレックの作品を中心に、彼の芸術の裏側に迫る特別な体験を提供しています。特に11月には、さまざまな関連イベントも目白押しで、アートファンにはたまらない内容となっています。
イベントの中でも注目を集めているのが、キャンドルアーティストの米澤純さんと、ロートレック展の学芸員によるトークイベントです。この特別な集まりは、11月8日(金)の15:00と18:00から、TNOC THE CAFÉ SAPPORO T4で開催されます。キャンドルの柔らかな灯りの中、二人が語るロートレックの魅力や、キャンドル製作についての裏話は、ここでしか聞けない貴重な機会。参加費は無料ですが、ドリンクの注文が必要ですので、訪れる方はお席を確保するために事前申し込みをお忘れなく。
また、ギャラリーツアーも行われます。学芸員が展示室を巡りながら、訪問者に展覧会の見どころを詳しく案内するこのツアーは、11月2日(土)と11月23日(土・祝)の14:00~14:40に行われます。こちらは参加無料で、当日有効の観覧券を持参すれば誰でも参加可能です。ただし、希望者が多い場合は参加人数を制限することもありますので、早めに館内に足を向けるのがポイントです。
さらに、ロートレックの誕生日を祝う特別なイベントも予定されています。11月23日と24日の二日間、馬をテーマにした服装やアクセサリーで来館された一般の方や学生は、特別割引で展覧会を楽しむことができます。窓口でのチケット購入時に対象となりますので、ぜひおしゃれをして出かけてみてはいかがでしょうか。
一方、雑誌『O.tone』とのコラボ企画も魅力的です。10月15日に発売される号では、札幌市内のバー10店舗でロートレックをテーマにしたオリジナルカクテルが提供されます。カクテルは各店舗ごとに異なる特徴を持ち、すべての飲み物にはその作品の影響が色濃く反映されています。さらに、カクテルを注文すると、オリジナルのコースターをもらえる特典も。コースターは無くなり次第終了ですが、これをきっかけにロートレック展に訪れるのも良いでしょう。
最後に、12月にはアブサンをテーマにした講演やワークショップ、ミュージアムコンサートなど、多彩なイベントが予定されています。詳細は公式ホームページで随時アップデートされる予定ですので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
展覧会概要
「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」
- - 会期:2024年10月12日(土)〜2025年1月5日(日)
- - 休館日:11月以降の月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日〜1月2日
- - 開館時間:9:45~17:00(入場は16:30まで)
- - 会場:札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75)
- - 観覧料:(税込)一般 1,500円、高校・大学生 1,200円、小中学生 900円(未就学児無料)
アートと楽しみがたっぷり詰まった「ロートレック展」。ぜひ、この機会にアートの世界に触れてみてください。