野村AMが「ノムラ日本株戦略ファンド」の運用方針を見直しへ

野村アセットマネジメントが運用方針を変更

日本の金融市場において、確定拠出年金向けに提供されている「ノムラ日本株戦略ファンド」が新しい運用方針へ移行することが発表されました。野村アセットマネジメント株式会社はその旨を受益者に通知し、必要な手続きを進めるための届出を行っています。

変更の内容

提案された運用方針の変更は、「ジャパン・アクティブ・コア」戦略への移行です。この新たな運用方針は、ファンド名称の改称にも影響を与え、「野村日本株アクティブ・コアファンド（確定拠出年金向け）」として生まれ変わる予定です。

今回の運用方針の変更は、重大な約款の改訂を伴い、受益者からの賛否を問う必要があります。賛同が得られればこの新方針に基づいた約款変更が行われますが、この手続きは資産管理機関を通じて行われ、加入者からの直接の承認は求められません。

変更の背景

野村アセットマネジメントは、近年「ファンド・レビュー」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げ、その中で公募投資信託の評価をお客様目線で行っています。これにより、プロダクトの質を向上させる取り組みを推進し続けています。長期にわたり実施してきた施策にも関わらず、「ノムラ日本株戦略ファンド」はパフォーマンスが低迷しており、改善点が指摘されています。これらの状況を踏まえ、運用方針を新たに見直し、受益者に対してより大きな価値を提供することを目指しています。

お客様へのコミットメント

野村アセットマネジメントは、顧客の最善の利益を考えた商品提供の継続に取り組むことを約束しています。今回の運用方針変更を通じて、ファンドの品質向上を図り、受益者にとって有益な商品を提供することが最も重要であると考えているのです。

お問い合わせは、サポートダイヤル0120-933002までどうぞ。対応時間は当社営業日の9:00から17:00までです。

ファンドのリスクと費用

なお、ファンドは株式を主要投資対象とするため、投資元金の保証はありません。市場の動向により基準価額の下落が生じるリスクもあります。また、購入時の手数料は不要で、運用管理費用（信託報酬）はファンドの純資産総額に対して年率1.705％がかかります。詳細な費用については、投資信託説明書を参照してください。