株式会社ラキールは広島県呉市に新たな拠点である「呉オフィス」を設立したことを発表しました。さらに、同市にはラキールの100%子会社である「ラキール呉」も新たに立ち上げ、地域に根付いたシステム開発の拠点を築くことを目指しています。これにより、ラキールは自社製品であるLaKeel DXを中心としたシステム開発に取り組む方針を示しています。
地方創生への思い
広島県呉市は今、少子化や若年層の県外流出といった社会問題に直面しています。これらの課題に立ち向かうため、ラキールの社長である久保努は、「故郷で働きたい」と願う人々のために、地域とともに地方創生を目指す取り組みを進めています。具体的には、地方においても都心部に匹敵する魅力ある職場を提供し、多くの優秀なDX人材の育成を目指しています。
「呉オフィスの開設やラキール呉の設立は、単なる地元への進出にとどまらない」と久保社長は強調します。「私たちはここで魅力的な仕事を創出し、地域企業のデジタルトランスフォーメーションを進めることで、地方の活性化に寄与していきたいと考えています。」
雇用創出と地域活性化
呉市の新原芳明市長は「ラキールの進出は、呉市全体に大きな影響を及ぼす」と述べ、地元大学との連携によるIT教育の強化や、質の高い雇用の場を創出することへの期待を示しました。また、将来的には新たに約100名の雇用を目指すとの目標も掲げています。
ラキール呉では、地域の若者や女性たちが安心して働く環境を整え、若年層の県外流出を防ぐための施策を強化する考えです。地域の企業と協力し、業務のDX化を進めることで、地域が抱える問題に立ち向かっていけると市長も期待しています。
未来に向けた取り組み
ラキールの取り組みは、広島県や呉市の地域社会にとって大きな希望となることでしょう。新たな雇用が生まれることで、地域の活力が生まれ、住みやすい環境が整うことに期待が寄せられています。新卒採用は2026年から始まる予定で、未来のシステムエンジニアを育て、彼らを呉で活躍させる基盤を整えていきます。
お問い合わせ情報
ラキールの詳細や採用情報については、公式ウェブサイトをご覧ください。
地域創生を実現するために立ち上がったラキールの挑戦に、ぜひ注目してください。