地域資源の新しい可能性を探るアートプロジェクト「s(TONE)」
2024年8月30日から9月1日まで、やまがたクリエイティブシティセンターQ1にて、Steve
inc.と大蔵山スタジオが共同で制作したアートプロジェクト「s(TONE)」が展示されます。このプロジェクトは、地域資源の新しい価値を引き出すことを目的に、アートとブランディングを融合させたものです。
プロジェクトの背景と目的
株式会社スティーブアスタリスク(Steve inc.)は、ブランディングや商品開発の分野で独自のスタンスを持つクリエイティブカンパニーです。代表取締役の太田伸志氏は、単なる商品を生み出すのではなく、その商品が「未来にどのような影響を与えるか」という視点から、お客様と共に取り組むことを目指しています。
大蔵山スタジオも同様に、アート・デザイン・建築の分野でその技術を駆使し、伊達冠石を用いた作品を展開しています。両者の協業は、地域資源の特性を生かし、新しい価値創造につながっています。
展示作品「s(TONE)」の内容
「s(TONE)」では、音をテーマにしたアートピースが展示されています。特に、音が時間と空間を超えて人間の記憶に与える影響について考えられた作品が多く見られます。展示の一環として、石が持つ「非人間的な存在」と、スマートフォンの「人間的なコミュニケーション」をどのように結びつけられるかを探求しています。
「石」は自然からの贈り物であり、個体としての存在感を持つ一方で、「スマートフォン」は人が関与しなければ生まれない文明の産物です。これらの二つを逆の視点から捉えることで、より深い意味を生み出す試みが行われています。展示内では「s(TONE)聴石」と称した作品を通じて、コミュニケーションの新しい可能性も示されています。
トークセッションの開催
展示に合わせて、9月1日(日)13:00から13:50までトークセッションも行われます。このセッションは、太田伸志氏と山田能資氏が参加し、プロジェクトの背景や意義について語ります。参加には事前申込が必要で、定員は20名となっており、先着順での受付です。
展示概要
- - 日時: 2024年8月30日(金)- 9月1日(日)
- - 場所: やまがたクリエイティブシティセンターQ1内 3階[3-D]Steve CREATIVE LOUNGE
- - 入場料: 無料
- - 主催: Steve inc. 大蔵山スタジオ
トークセッションの申し込みは、公式ウェブサイトから行えます。興味のある方はぜひ参加して、新たな地域資源の魅力を体験してみてください。
まとめ
「s(TONE)」展は、アートを通じて地域の資源を再評価し、新しい価値を提案する素晴らしい機会です。Steve* inc.と大蔵山スタジオによる協業がもたらす新しい視点は、地域の魅力を発信する手段として注目されています。お見逃しなく!