日本救急救命士会が提案する新たな医療の未来
2025年7月25日(金)の19時から、日本救急救命士会が「病院間の転院搬送を考える」というテーマでオンラインセミナーを開催します。このセミナーは、急増する救急医療の需要に対応するため、病院間の転院搬送についての新たな考察を行うものです。急性期医療における課題を共有し、具体的な解決策を探る貴重な機会となります。
救急医療の現状
急増する救急需要が、救急病床の逼迫や消防救急車の出動件数の増加を引き起こしています。この問題は、現在の医療システムに多大な負担をかけています。こうした現状を打破するために、転院搬送に着目した病院間連携の構想が舞い込んできたのです。
セミナーの目的
今回のオンラインセミナーでは、救急救命士の視点から病院間転院搬送の現状とその運用について深く掘り下げます。具体的には、救急患者連携搬送の新設に伴い、どのように医療機関間で協力し合い、救急医療の質を向上させるかについて議論を行います。自らの経験をもとに、積極的に病院救急車を運用している専門家たちが登壇し、彼らの知識と理解を共有します。
演者には、\(渡部 圭介\) 氏(高崎総合医療センター)、\(新井 勘太\) 氏(埼玉石心会病院)が参加し、司会は\(長橋 和希\) 氏(東京曳舟病院)が務めます。彼らが持つ多様な知見は、参加者にとって貴重な情報源となるでしょう。
参加方法について
参加は無償ですが、入会している正会員や医療系学生は無料で受講できます。一般向けには、3,300円(税込)での参加が可能です。支払い方法はクレジットカード、Apple Pay、Google Payに対応。事前に申し込みが必要なので、下記のリンクからフォームにアクセスし、必要事項を入力して応募してください。
参加申し込みフォームはこちら
また、申し込み時には医療系学生証の写真の添付が必要です。
日本救急救命士会について
日本救急救命士会は、救急救命士の専門性を高め、救急医療の質を向上させることを目指しています。設立以来、救急救命士法の改正や高齢化の影響を受けて医療現場の環境は大きく変化しています。その中で、救急救命士の役割はますます重要性を増しており、同会では多様な活動を通じて、国民の安全と安心に寄与するための取り組みを続けています。
今後も日本救急救命士会は、これらのニーズに応じたプログラムやイベントを提供していく予定です。皆様の積極的な参加と関与をお待ちしております。