NazunaのAI活用施策
2026-10-02 13:34:34

AI活用で従業員の働きやすさを向上するNazunaの挑戦

AI活用で生まれた新たな価値



京都でフレンドリーラグジュアリーな宿泊体験を提供する株式会社Nazunaが取組んだのは、AIを駆使した業務の効率化です。約1年間にわたるプロジェクトの成果として、全社員の年間給与を一律約50万円引き上げる方針を発表しました。この取り組みの背景には、宿泊業界の人手不足や業務負担の増加がありました。その中で、Nazunaは「お客様に寄り添うおもてなし」を大切にし、AIを活用して生まれた余裕を従業員に還元することを目指しています。

業務効率化プロジェクトの発足



Nazunaでは、業務効率化プロジェクトチームを設け、現場スタッフと経営層が協力して業務改善に取り組みました。AIを軸にした業務の見直しを進め、具体的には役割に応じたAIツールの導入を実施しました。マネージャー向けにはClaude、現場スタッフ向けにはMicrosoft Copilotのアカウントを活用し、幅広い業務にAIを活用する事ができる環境を整えました。

各部門の具体的な成果



バックオフィス部門


自社開発した経費登録アプリにより、レシートや請求書を撮影するだけで内容を自動的に認識し、会計システムに登録できる仕組みを構築しました。これにより、経費登録のための作業時間を月160時間から約15時間に短縮。また、PL会議の所要時間も大幅に削減しました。

マーケティング部門


売上進捗や着地予測を可視化し、AIがマーケティング施策の提案を行う体制を整えました。これにより、分析業務にかかる時間が1施設あたり約3時間から約12分に短縮され、精度を保ちながらも施策の検討や実行により多くの時間を割けるようになりました。

管理部門


ホテル備品の管理システムをAIによって自社システムに移行した結果、運用コストを月約25万円から約2万円に削減しました。

宿泊施設の現場部門


現場での業務に必要な情報を収集・整理したナレッジシステムを構築。スタッフが業務中の疑問をいつでもAIに問い合わせられるようにし、業務の効率化を図りました。また、OTAからの問い合わせにはAIが自動で対応案を生成し、対応時間も約7分から2分未満に短縮しました。

サービスの向上へ


Nazunaは、定型業務や数値分析をAIに支援させることで、生まれた時間をお客様との対話に充てています。これにより、各部門で「おせっかい」のサービスが向上し、一部の施設では80%近くの顧客が「おせっかい」を体験しています。

代表取締役からのメッセージ


代表取締役の渡邊龍一氏は、「おせっかいこそが感動を生むサービスである」と信じ、AIの活用によって従業員の働きがいを高めると共に、全ての人に幸せになれる状態を目指しています。今後もAIを活用しつつ、Nazunaの宿泊体験をいっそう向上させる取り組みを続けていく決意を示しています。

企業情報


株式会社Nazunaは、歴史的な建物や町家を利用した宿泊施設を運営し、温かい交流と高級感を提供しています。これからも、AIの進化を取り入れながら、スタッフにとってもお客様にとっても特別な体験を生み出すことに尽力していきます。

会社情報

会社名
株式会社Nazuna
住所
電話番号

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