大ヒットシリーズ「さよならの言い方なんて知らない。」第10巻が登場
河野裕による人気シリーズ「さよならの言い方なんて知らない。」の最新刊、第10巻が8月28日に発売されます。この作品は、まさに激動の「8月編」を完結させる重要な一冊であり、このシリーズのファンの中でも特に熱い注目を集めています。
累計27万部を突破したこのシリーズは、魅力的なキャラクターたちと深いテーマ性、そして予測を超えたストーリー展開で多くの読者の心を掴んできました。本第10巻では、これまでループに囚われた「8月」がついに終わりを迎えます。そしてその終わりには、シリーズ最大の「驚き」が待ち受けていることが予告されています。
人生の価値を取り戻す物語
本作の舞台は、AIが発展しすぎたために人々が生きる意味を見失った世界です。人間が何をしても満足できない現代の描写は、私たちに強いメッセージを送り続けています。この中で、主人公の少女・冬間美咲は、自分のヒーローを求め、生命の価値を取り戻そうと奮闘します。彼女が願うヒーロー、香屋歩の登場が物語をどのように展開させるのか、非常に気になる展開です。
著者・河野裕について
著者の河野裕は1984年生まれの徳島県出身で、兵庫県に在住しています。彼は2009年にデビューし、以来多くの受賞歴を誇ってきました。特に、2015年に発表した「いなくなれ、群青」は大学読書人大賞を受賞し、彼の名を全国に広めるきっかけとなりました。「階段島」シリーズも高い評価を受け、読者たちからの支持を集めています。
河野裕の作品は、普遍的なテーマを扱いながらも独自の世界観を創出しており、これに魅了されるファンが多いのも頷けます。
発売情報
本書「さよならの言い方なんて知らない。10」は、新潮文庫nexよりリリースされます。定価は935円、ISBN番号は978-4-10-180310-4です。また、詳細は出版社の公式サイトで確認できます。
このように、河野裕の物語は私たちの日常から様々なことを考えさせてくれます。8月28日の発売をお見逃しなく!
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