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Tellusが日米投資家から7億円を調達

米国のスタートアップ企業、Tellusが日本を含む日米の投資家から7億円の資金調達を実施しました。本ラウンドには東京大学エッジキャピタルパートナーズやNTTドコモ・ベンチャーズなど多彩な顔ぶれが参加しています。この資金は、Tellusの研究・開発やSaaSプラットフォームの強化、マーケティング投資に充てられる予定です。特に、日本国内の高齢者施設へのデバイス導入を進め、在宅介護をサポートし、最終的には一般向け商品の開発も計画されています。

Tellusの技術とプロダクト

Tellusは最先端のレーダー技術を活用しており、プライバシーを重視した非接触でのバイタル情報測定に取り組んでいます。最新のデバイスは、設置した壁の内側から心拍数や呼吸、活動状況をリアルタイムで把握できる機能を持っています。これにより、長期的な健康管理や介護の負担軽減を図り、さらに施設の経営支援にも寄与することが期待されています。すでに特許を取得し、他にも多くの申請が進行中です。

デバイスは手のひらサイズで、設置も簡単です。専門業者による工事は不要で、部屋の壁に掛けてコンセントにさすだけで使用できます。また、介護士の携帯電話には、転倒や離床などのアラートが送信される仕組みも整っています。これにより、高齢者の見守りが一層効率的に行えるようになります。

今後のビジョンと事業展開

Tellusは、2017年にスタンフォード大学出身の創業者2人によって設立されました。彼らは遠方に住む祖父母の介護を通じて介護の課題を認識し、テクノロジーで革新を目指しました。今後、日本法人の強化も進めていく方針で、国際色豊かなスタッフが日本の市場における事業展開を進めます。

会社概要

Tellusは米国のサンフランシスコに本社を置く企業で、CEOはTania A. Coke氏です。日本法人は東京に2019年に設立され、介護施設への導入を急ピッチで進めています。両国での事業展開により、より多くの高齢者がより良い環境で生活できるよう、さらなる技術革新を目指すとしています。

皆さんも、Tellusの公式サイトや採用ページを通じて、さらなる情報を確認してみてはいかがでしょうか。将来の介護サービスの変革がこの企業によって実現されるかもしれません。

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