サンケイビルが4棟のDBJ Green Building認証を取得
株式会社サンケイビルは、東京の基幹ビルである東京サンケイビルをはじめ、大阪の難波サンケイビル、ブリーゼタワー、S-GATE八丁堀の4棟で「DBJ Green Building認証」を取得したと発表しました。この認証は、環境や社会に配慮した不動産とその管理者を評価するもので、サンケイビルは引き続き持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。
DBJ Green Building認証とは?
DBJ Green Building認証は2011年に設立され、不動産業界でのサステナビリティを促進するために設けられた制度です。これには、省エネルギー、省資源、危機への対応力、ステークホルダーとの協働、多様性の尊重など、ESGに基づく5つの視点から評価が行われます。この度取得した認証は、特に環境と社会に優れた配慮がなされた建物に与えられるものです。
各ビルの評価
1.
東京サンケイビル
- 取得した評価ポイントは5つ星。特に「Well-being」と「Partnership」が高評価です。女性専用トイレのパウダーコーナーやテナント専用の駐輪場、EV車充電スペースの確保、シェアサイクルの導入が快適性を向上させています。また、省エネ啓発活動や長期修繕計画により、関係者との連携も強化されています。
2.
ブリーゼタワー
- 同様に5つ星の評価を受け、特に「Well-being」と「Community & Diversity」の分野で高得点を獲得しています。オフィスワーカーのための快適環境を提供し、テナントの満足度調査を実施して運営に反映する取り組みが評価されています。また、防災やセキュリティにも万全を期し、多様な働き方に対応したコワーキングスペースも用意されています。
3.
難波サンケイビル
- こちらは4つ星の評価を受けており、駅直結の利便性や入居者の要望に応える仕組みが整っています。コンビニエンスストアやカフェの設置により、オフィスワーカーの快適性を追求しています。また、防災や防犯対策も講じており、安心して業務を行える環境が整っています。
4.
S-GATE八丁堀
- こちらも4つ星を獲得し、特に「Well-being」と「Partnership」での評価が高いです。テナント向けの施設利便性向上に注力し、女性トイレやEV車充電スペースの確保、無料Wi-Fiの提供を進めています。不動産管理に関しても環境方針の策定や開示を行い、透明性を高めています。
SDGsとの関連
サンケイビルの取り組みは、SDGsのいくつかの目標に貢献しています。具体的には、エネルギー消費の削減、快適な環境の提供、高層ビルの改修による持続可能な都市形成、CO2排出量の削減など、持続可能な実現に向けたさまざまなアプローチが取られています。
今後の展望
今回、DBJ Green Building認証を取得した4棟のビルは、今後も環境や社会への配慮を一層強化し、持続可能な建物運営を実現するための具体的な取り組みを進めていく予定です。これにより、地域社会にも良い影響を及ぼすことを目指します。サンケイビルは、今後も新たな価値を創造するための投資を続け、持続可能な発展に寄与していく所存です。