アットホームとクラウドローンが協力で空き家解決へ新たな一歩

アットホームとクラウドローンが提携

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）が、クラウドローン株式会社（本社：東京都新宿区）とサービス提携を開始しました。この提携により、アットホームが運営する「アットホーム空き家バンク」において、クラウドローンの融資マッチングプラットフォームを利用できるようになります。

「アットホーム空き家バンク」について

「アットホーム空き家バンク」は、2017年の設立以来、空き家や地域の情報を提供し、地域活性化に寄与することを目指しています。利用者は、このプラットフォームを通じて空き家に関する膨大な情報を得ることができます。

今回の提携によって、空き家バンクの利用者はクラウドローンを介して、さまざまな銀行から信用情報に基づく空き家ローンの提案を受けることが可能になります。これにより、より多くの選択肢が利用者に提供され、不動産売買の円滑な取引が期待できるでしょう。

クラウドローンのサービスとは

クラウドローンは、登録者数が10万人以上（2025年01月時点）のWebサービスで、資金を借りたい個人と最適な銀行ローンをマッチングします。居住地に制約なく全国の地方銀行が提供するローンを利用することができ、手続きはすべてWeb上で完了します。最近では、特に空き家に特化したローンのマッチングメニューも導入され、今後の展望が期待されています。このように、クラウドローンは移住や多拠点生活を希望する方々のサポートを行い、空き家の流通を促進し、社会課題の解決に寄与しています。

地域の魅力を発信

「アットホーム空き家バンク」は、単に物件情報を掲載するだけでなく、地域の魅力や移住・定住促進に向けた情報を提供する役割も担っています。現在、参画する自治体は864にのぼり、空き家物件の掲載数は10,000件を超えています。これにより、消費者は想像以上の選択肢を持ち、地域に対する理解を深めることが可能です。