街から消える書店を救え！～私たちにできることとは？～

街の書店が消える危機！私たちにできることとは？

近年、街の書店が次々と姿を消していることをご存知でしょうか？かつて全国に28,000店舗あった町の書店は、30年の間に6,000店舗にまで減少。なんと5分の1にまで減ってしまいました。さらに、書店が1店舗もない自治体が全国の2割に達しているという現状です。

散歩の途中でふらっと立ち寄り、気になる本を手に取ったり、友人との待ち合わせ場所に利用したり、街の書店は私たちの生活に密接に関わってきました。本との出会いを通して人生が大きく変わることもあるでしょう。街の書店は、私たちにとってかけがえのない存在なのです。

しかし、時代の変化とともに、オンライン書店や電子書籍の普及により、街の書店は厳しい状況に置かれています。このままでは、大切な書店文化が失われてしまうかもしれません。

中古書店が立ち上がった！書店応援団を結成

この状況を憂慮し、書店を応援しようと立ち上がったのが、中古書店「ブックサプライ」です。彼らは、書店文化を守り、未来へ繋ぐため、「書店応援団」を結成しました。

「書店応援団」は、街の書店を支援するために、様々な活動を行っています。

1. 書店での買取を通して、売り上げの一部を還元

提携している町の書店で、店頭買取を行っています。気軽に本を売ることができ、買い取った本は中古本として販売され、その売り上げの一部が書店に還元されます。

2. 書店で購入した本を半額で買い取り

書店で購入した本のレシートを提示すると、定価の半額で買い取ります。書店での購入を促進することで、間接的に書店を支援する取り組みです。

3. 寄付ぽすとで、本の市場価値を書店に寄付

提携している書店に設置された「寄付ぽすと」に、読み終えた本を投函すると、本の市場価値相当額が書店に寄付されます。

4. 書店応援ぼっくすで、簡単に本を売ることができるように

提携している書店で販売されている「書店応援ぼっくす」に、読み終えた本を詰めて送ると、簡単に売ることができます。ボックスの購入代金は書店に還元されます。