約11万人の学生が挑戦する「My CareerStudy」講座コンテスト2024の魅力

My CareerStudy講座コンテスト2024の概要

約11万人の大学生が参加しているキャリア学習サイト『My CareerStudy』が、企業による動画講座の「講座コンテスト2024」を開催しました。このコンテストは、学生たちが多様なキャリアの選択肢に触れ、自己認識を深める機会を提供することを目的としています。近年、日本の生産年齢人口が減少し、企業は優秀な人材を求めています。そのため、学生は数多くの選択肢から自らのファーストキャリアを選ぶ必要があります。

開催背景

近年の調査によれば、多くの大学生が卒業後のキャリアについて「決まっていない」と感じている状況です。58.5%の学生が自らのキャリアに関して「あまり決まっていない」と回答しており、このことは将来に対する不安を反映しています。デジタル技術の急速な進歩や産業構造の変化も影響し、学生一人ひとりが持つスキルがますます重視されていくと予想されています。そのため、キャリア意識の向上と情報提供の場として本コンテストが設定されています。

審査プロセス

コンテストは学生自らの審査によって受賞講座が決定されます。2024年8月4日と9日には関東と関西で学生審査会が実施され、約200名の大学生が参加しました。評価の基準は「学習要素」「創意工夫」「意欲喚起」の3つです。評価は個人で行った後に、グループディスカッションを通じて各講座の良さを引き出しました。審査に参加した学生からは、多くのポジティブな声が寄せられました。

受賞講座の紹介

大賞：ミネベアミツミ株式会社

講座タイトルは「理系の学びはどう活きるか？職種×専攻マッチングセミナー」。受賞者は「学生が学びをどのように活かすか悩む中、職種と専攻のマッチングを解説する価値のある講座にしたい」という思いを語っています。学生に未来の職業選択を残せるような内容を心掛け、多くの経験をシェアしました。

優秀賞：株式会社ウッディーハウス

こちらの講座では、ウッディーハウスフェスタの成功秘話を紹介。映像を通じて実際の業務の様子をリアルに伝えることを重視し、飾らない言葉で学生に働くイメージを持たせることを目指しました。

入賞：沖縄セルラー電話株式会社

「社会人を1年経験して感じた学生時代の後悔とやってよかったこと」と題したこの講座では、社会人になった今の視点から、学生生活での過ごし方を振り返る内容が展開されました。学生が将来を考える上での気づきを提供しています。

コンテストの意義

このコンテストは、学生が企業とのつながりを深め、職業の理解を深める良いきっかけとなっています。企業にとっても自社の魅力を学生に直接伝える機会となり、互いに納得のいくマッチングが実現することを期待しています。『My CareerStudy』は今後もこのような取り組みを続け、質の高いキャリア学習の場を提供していく方針です。コンテストの表彰式や学生ディスカッションを通じて、さらに充実した学びの場を提供する予定です。