狭小住宅向けの新型太陽電池モジュール、ネクストエナジーが発売

ネクストエナジーによる新たな太陽発電の選択肢

自然エネルギー関連事業を展開しているネクストエナジー・アンド・リソース株式会社が、狭小住宅の屋根に最適化された新型太陽電池モジュールを2025年1月8日(水)に発売します。小型化されたこのモジュールは、現代の住宅設計におけるニーズを満たす革新的な製品です。

製品の特徴

まず、今回発表された製品は、小型のメインモジュール「NER052M240F-NG」とサブモジュール「NER028M130F-NG」のセットで提供されます。この2つのモジュールを組み合わせることで、狭い屋根面積でも有効に発電できる配置が実現します。

メインモジュールの特徴として、従来製品よりも約56％の省面積が実現されており、設置における自由度が高まっています。これにより、太陽光発電システムの選択肢が広がり、既存住宅や新築住宅においても、気軽に導入できるようになります。

また、最新技術のN型太陽電池セルを採用することで、より高い発電効率を実現。この技術により、優れた耐久性と長期にわたる安定した出力が期待されています。特に、製品保証が15年、リニア出力保証が30年と設定されているため、安心して使用を開始できます。

スケジュールと販売について

販売スケジュールとしては、2024年12月4日に事前設計の受付を開始し、2025年1月8日には正式に受注が開始されます。また、2月中旬からは納品も始まる予定です。このようなスケジュールにより、住宅設計を検討している方々にとっても、早めのプランニングが可能です。

製品仕様

NER052M240F-NG

- セル種類: N型TOPCon
- 公称最大出力(Pmax): 240W
- 変換効率: 21.7%
- 公称質量: 12.2kg
- 公称サイズ: W768mm×H1435mm×D30mm

NER028M130F-NG

- セル種類: N型TOPCon
- 公称最大出力(Pmax): 130W
- 変換効率: 21.1%
- 公称質量: 7.2kg
- 公称サイズ: W768mm×H800mm×D30mm

このように、両モジュールは小型化と高効率性を両立させています。屋根に設置することで、スペース効率が高く、無理なく太陽光を活用できるでしょう。また、モジュールの耐荷重も5400Paと強力で、厳しい気象条件にも十分対応できます。

企業理念と今後の展望

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、「自然エネルギーを普及させ、永続できる社会の構築に貢献する」という理念のもと、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。新たなエネルギー利用の選択肢を提供し、持続可能な社会の実現に向け、今後も邁進していく姿勢を見せています。

本社は長野県駒ヶ根市に位置しており、全国各地に事務所を持っています。興味のある方は、公式ウェブサイトを訪れるとともに、問い合わせ先のインフォメーションセンターに連絡することで、製品に関する詳細情報を得ることができます。

まとめ

狭小住宅向けに設計された新型太陽電池モジュール「NER052M240F-NG」と「NER028M130F-NG」は、現代の住宅事情にマッチした選択肢を提供します。少ないスペースでも大きな効果を期待でき、自然エネルギーへの移行を促進する製品です。この新製品の登場により、ますます多くの家庭が再生可能エネルギーを利用できる日が近づくでしょう。