六甲高山植物園で見る春の風景
春は、自然界において新たな命が芽生える季節です。その中で特に注目される花が、六甲高山植物園で見頃を迎えた「ミズバショウ」です。この花は、北国で春の訪れを告げる存在として知られており、北海道や東北地方では「サクラ」に代わって親しまれています。
ミズバショウとは?
ミズバショウは、その名前からもわかる通り水辺に自生する花です。特徴的な真っ白な苞(ほう)と、内部を包み込むように咲く黄色い花房が美しく、春の訪れを華やかに彩ります。六甲高山植物園では、約600株ものミズバショウが、自然に近い環境の中で栽培されていて、その美しい光景は来館者に感動を与えています。
この植物園には湿生区があり、ここで広がる白く清らかなミズバショウの群落は、訪れる人々に春の兆しを強く感じさせてくれます。特に4月中旬まではこの圧巻の景色を楽しむことができるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
特別展示「え!こんな近くに?!高山植物」
六甲高山植物園では、この春に合わせて特別展示も開催中です。「え!こんな近くに?!」というテーマのもと、アルプスやヒマラヤ、北海道からの高山植物が一堂に会した展示は、神戸にいながらさまざまな地域の植物を楽しむことができます。
牧野富太郎や池田瑞月、世良臣絵、西山ゆらなど、著名な作家たちが描いた高山植物の作品も展示されており、植物を愛する方やアートファンにとっても見逃せない機会となっています。
開催詳細
この特別展示は、現在開催中で、7月13日(日)まで楽しむことができます。開園時間は10:00から17:00までで、最終入園は16:30です。入園は無料ですが、別途入園料が必要なので注意が必要です。
- - 【開催日】開催中~7月13日(日)
- - 【時間】10:00~17:00(16:30入園受付終了)
- - 【参加費】無料(別途入園料要)
営業情報
六甲高山植物園の開園期間は、現在から11月30日までとなっており、休園日については公式HPで確認が必要です。
- - 【開園時間】10:00~17:00(16:30 受付終了)
- - 【入園料】大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円
- - 【駐車料金】1,000円、繁忙日:2,000円
荒天により営業内容やイベントが変更される可能性もあるため、訪れる方は事前に情報をチェックしておくことをお勧めします。
六甲高山植物園で春の訪れを感じ、この時期ならではの美しい風景と特別な展示を楽しんでみてください。
詳しい情報は、六甲山ポータルサイトや公式HPをご覧ください。