愛媛オレンジバイキングスとファンくるが契約締結、ファン増加を目指す新たな取り組み

愛媛オレンジバイキングスとファンくるが手を組む

プロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」が、マーケティング支援を行う株式会社ファンくると契約を結びました。この契約により、両者はファンの増加やブランディングの強化に向けた施策を共同で展開していくことになります。愛媛オレンジバイキングスは、地域社会とのつながりを大切にしながら、来場者数を拡大し、さらに多くの人々にアリーナに足を運んでもらうための努力を続けていく考えです。

マーケティング支援の内容

株式会社ファンくるは、顧客の声を分析するユニークなサービスを展開しており、プロスポーツチーム向けには、ファンやブースターのフィードバックを収集し、観戦体験やアリーナイベントの効果を可視化する支援をしています。今回の契約においては、以下のような取り組みが行われます。

1. 観客体験の向上
試合観戦者に対し、サービスに関する意見を収集する来場者アンケートを実施。これにより、何がうまく機能しているのか、どの部分に改善が求められるのか、明確に把握することを目指します。

2. データ分析を通じたインサイト取得
集めたアンケートデータの分析を行い、観客の満足度や課題を抽出。どの要素が集客に寄与しているかを明らかにし、さらなる改善策を見出します。

3. プロモーション活動の展開
ターゲット別のプロモーションを行い、新たなファンの獲得を促します。特定の層に向けた効果的なメッセージを届けることで、試合への関心を高めていきます。

4. アリーナ体験の向上
顧客満足度を高める施策を講じ、リピーターを増やすための努力を続けます。観客がより心地よく、充実した観戦を楽しめるような環境の整備が重要な課題となります。

契約の背景

近年、バスケットボール人気が高まってきていますが、愛媛オレンジバイキングスにとっては、さらに多くのファンを獲得し、持続可能な成長を実現するための施策が必要です。2026-27シーズンから開始されるB.LEAGUEの新たな構想に対応して、今後のチーム運営やブランド力の強化が求められる中、ファンくるとの連携は非常に重要です。

両代表者の期待

この契約締結に際し、愛媛オレンジバイキングスの北野順哉代表取締役は、「地域に愛されるプロバスケットボールチームを目指し、ファンくるの力を借りて新たな施策を展開し、観客に喜ばれるアリーナづくりを進めていきたい」と語っています。株式会社ファンくるの山口敬人社長は、「プロスポーツの分野で蓄積した経験を活かし、観客のニーズを掘り起こし、具体的な施策を通じてファンの体験を豊かにしていく」と意気込みを示しています。