地域新聞社、リブランディングで新たな挑戦
千葉県八千代市に本社を構える株式会社地域新聞社は、週刊200万部のフリーペーパー『ちいき新聞』を通じて地域に密着した情報発信を行っています。これまで「情報を届ける」企業として活動してまいりましたが、このたびリブランディングを実施し、新たな時代に向けたメッセージを発信することとなりました。
ブランドミッションの再定義
地域新聞社の新しいブランドミッションは「地域の人と人をつなぎ、あたたかい地域社会を創る」です。これは、情報の提供を超えて地域の絆やつながりを育むことへの強い思いを反映したものです。これを象徴するために、コーポレートロゴも刷新され、ロゴ内の「Chiiki」の3つの「i」を人の姿に見立て、未来へとつながりを広げる姿勢を表現しています。
この新しいブランドのもと、地域新聞社は単なる情報提供者から、地域社会を支える重要な存在へと進化することを目指しています。社内で制作されたブランドムービーでは、入社2年目の社員が自らの視点で地域とのつながりを描いています。
リブランディングの背景と意義
地域新聞社はこれまで、37年間にわたり『ちいき新聞』を通して地域情報を届けてきました。2019年には第2創業期を迎え、2020年からはブランディングプロジェクトチームを編成し、企業の将来像を描くために取り組んできました。このなかで、読者やクライアントから寄せられた様々な声が新しいミッションの基礎となりました。特に、地域の介護従事者から寄せられた「ちいき新聞が会話のきっかけになっている」という体験談は、地域に根ざしたメディアの重要性を再確認させました。
新たな取り組み「#ツナガローカル」
ブランディングサイト公開にあたって、地域のつながりを感じたエピソードを共有するTwitterハッシュタグキャンペーン「#ツナガローカル」を実施します。この活動を通じて、地域の人々が持つ温もりやつながりを社会全体に広め、地域をより良くするための意識を高めることを目指します。
未来へのビジョン
地域新聞社は、フリーペーパーの枠を超えた新しいビジネスモデルを構築しています。すでに「ちいき新聞のお手伝い」シリーズとして、地域の優良事業者とユーザーをつなげる取り組みが始まっています。境界が曖昧になりつつあるメディア業界ですが、当社は地域密着を徹底し、住民のお役に立てる媒体としての在り方を追求していきます。
今後も「人をつなげるメディア」として成長し、地域社会の発展に貢献することに一層力を入れていきます。地域との深いつながりを大切にし、新たなサービスを展開することで、愛されるメディア企業としてさらなる飛躍を目指します。
会社概要
- - 社名:株式会社地域新聞社
- - 所在地:千葉県八千代市勝田台北1-11-16 VH勝田台ビル5F
- - 代表者:代表取締役社長 山田 旬
- - 創業:1984年8月28日
- - 事業内容:フリーペーパー発行事業、チラシ折込事業、販売促進総合支援事業
- - 公式サイト:地元情報発信の地域新聞社