近藤亮太選手が東京2025世界陸上男子マラソン日本代表に選出
三菱重工マラソン部は、2017年ロンドン大会、2023年ブダペスト大会に続き、2025年9月に東京で開催される世界陸上競技選手権大会の男子マラソン日本代表に近藤亮太選手が選出されたことを発表しました。
近藤選手は、「マラソンで日本代表になることは入社した時からの目標だった」とのコメントを発表し、喜びを表しています。彼にとっては2回目のマラソン挑戦ですが、世界の舞台で自分を試せることを大変嬉しく思っているようです。
彼は、東京の9月は非常に暑くなりがちで、どの選手もトラブルに合う可能性があると述べ、逆境をチャンスとして捉える姿勢を強調しました。「入賞を目指し、伸び伸びと42.195kmを走りたい」と意気込みを語る近藤選手は、チームメイトの支えを借りて、本番までの準備に余念がないと語っています。
また、黒木純総監督もコメントを発表し、「世界陸上マラソン代表として3度目の選出をいただいたことを光栄に思います」と感謝の意を示しました。自国開催という特別な舞台であることを踏まえ、チーム一丸となって万全の体制で挑むことを約束しています。
選手プロフィール
近藤亮太選手は1999年に長崎県島原市で生まれ、島原高校から順天堂大学、そして2022年に三菱重工に入社しました。彼は自己ベストをハーフマラソンで1時間00分32秒、フルマラソンで2時間05分39秒(2025年大阪マラソン2位、日本人1位)という素晴らしい成績を誇ります。
三菱重工マラソン部は、今回の日本代表選出を契機に、「三菱重工スポーツチャレンジ」としてさらなる飛躍を図り、ニューイヤー駅伝での優勝と日本代表選手の輩出を目指していく方針です。
この機会を逃さず、チーム全員が一丸となって次なる目標達成に向けて取り組んでいくことでしょう。近藤選手にとっても、またとないチャンスを活かし、世界に挑む姿勢が見どころです。
2025年の東京での激闘に期待が高まります。応援よろしくお願いします。