自動発注AIが業務改善
2026-01-07 10:59:58

オートバックスフランスが導入した自動発注AI「α-発注」で店舗業務を効率化

オートバックスフランスが挑戦した業務効率化



オートバックスフランス(AUTOBACS FRANCE S.A.S.)が自動発注AI「α-発注」の導入を発表しました。このシステムは東京大学発スタートアップの株式会社infonervが開発したもので、店舗運営の効率化を目指す取り組みです。この新たなシステムがどう店舗運営に影響を及ぼしているのか、詳しく見ていきましょう。

自動発注の必要性


オートバックスフランスは、国内で8店舗を展開しており、各店舗は年間に約3万件の発注を行っています。この膨大な発注業務が店舗スタッフの時間を奪い、顧客サービスに専念する機会を減少させていました。発注に関する業務の負担は、約7,000時間にも相当し、コスト管理や在庫の適正化といった面でも問題が多く存在しました。

発注担当者の判断ミスにより、欠品や過剰在庫のリスクが高い状況にあったことも、導入の大きな要因です。そこで、劉社長は「店舗を訪れるたびに、スタッフが事務所で時間を消費している現状を問題視し、自動化を検討することにしました」と回想します。

「α-発注」の特長


「α-発注」は、小売・卸・EC事業者向けの自動発注システムで、AIがSKUごとの需要予測を行い、仕入発注リストを自動生成します。このシステムの導入により、以下のメリットが見込まれました:
  • - 発注件数の削減:発注業務の18%削減が期待され、在庫管理の効率向上に寄与。
  • - スタッフの業務負担軽減:発注工数が大幅に削減され、店舗スタッフは接客などの本来業務に集中できるようになります。新任スタッフでも一定の発注精度を担保できるため、発注漏れもゼロに。
  • - 在庫管理の改善:過剰在庫のリスクを軽減し、店舗の運営をよりスムーズに。

導入プロセス


自動発注システムの導入は、スタッフと本社バイヤー双方への説明を丁寧に行うことで、自動発注の利点や活用方法をしっかりと理解させることから始まりました。代表の劉氏は「当初は、経験豊富なスタッフからも不安な声が上がっていましたが、導入が進むにつれ、AIに対する理解が深まっていきました」として、その変化を語ります。

また、言語の壁も問題になるかと思われましたが、システムが日本語でも利用できるため、ブラウザ翻訳を利用することで問題なく運用できています。

今後の展望


オートバックスフランスは、今後も「α-発注」を活用して、さらなる店舗運営の効率化を図る予定です。具体的には、センターロジを対象としたSKUの拡大や仕入れコストの最適化、さらなる発注業務の減少を目指しています。 劉氏は、「人にしかできないサービスにリソースを充て、合理化できる部分はシステムに任せる。それが我々の求める未来です」と展望を語りました。

まとめ


オートバックスフランスは自動発注AI「α-発注」を導入することで、業務の効率化と顧客サービスの向上を実現しています。今後の展開が非常に楽しみです。導入効果が実証された今、他の業態にも同様のシステムが広がっていくことが期待されます。自動発注の進化は、小売業界全体に大きな影響を及ぼすことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社infonerv
住所
東京都千代田区神田司町2丁目10−4NOVEL WORK Kanda4階
電話番号

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