杉原愛子が体操選手に無償で提供する吸水ショーツ
体操界に新しい風を吹き込む試みが始まります。オリンピックに2度出場した経験を持つ体操選手、杉原愛子さんが、10代の体操選手100人を対象に、スポーツ向けのサニタリー吸水ショーツ「PlayS」を無償提供するプロジェクトを発表しました。この活動には、彼女自身が開発に参加した背景があります。
吸水ショーツPlaySの魅力
杉原選手が注目するのは、体操選手が抱える「生理中の不安」です。従来のハイレグ型レオタードでは、特にナプキンを使う際、多くの女子選手がはみ出しや、他人の目が気になるという悩みを抱えています。そこで、吸水ショーツPlaySは、生理用ナプキンを使わずとも多くの吸水量を持ち、消臭効果も高い商品として開発されました。「突然生理になっても安心感がある」と杉原選手は語ります。この新しい選択肢は、特に若い世代の選手たちに有用なサポートとなるでしょう。
無償提供の詳細
この取り組みは、「国際ガールズ・デー」の10月11日から開始される申込受付を伴います。応募は、体操を行う団体や個人からも可能で、1人につき1枚の吸水ショーツが提供されます。希望者が多い場合は抽選が実施されるため、早めの応募が推奨されています。対象には新体操、トランポリン、そしてラート競技も含まれ、幅広い運動部で利用可能です。
杉原愛子の想い
杉原さん自身も、武庫川女子大学在学中にこの吸水ショーツの開発に関わっており、現在も愛用しています。彼女は「吸水ショーツという選択肢があることを知ってもらうきっかけになればと思う」とその意義を語ります。自身の経験から、ナプキンやタンポンが使いづらい選手にとって、PlaySは非常に重要なアイテムと言えるでしょう。
他の挑戦
さらには、杉原選手は、ナプキンの使用を気にせず快適に運動できるスパッツタイプのレオタード「アイタード」も企画・販売しています。これにより、選手たちにとって自由に体操を楽しむ選択肢が広がっています。
まとめ
体操選手たちに新たな希望をもたらす杉原愛子さんのプロジェクト。吸水ショーツPlaySを通じて、今後ますます多くの選手が生理に伴う悩みから解放されることを期待したいです。申し込み方法などの詳細は、公式サイトをチェックしてください。
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