RePlayceと代々木ゼミナールが業務提携、総合型選抜対策を推進

新たな教育の形を創造する業務提携の発表

中高生向けキャリア探究サービスを展開する株式会社RePlayceは、2025年4月より学校法人高宮学園代々木ゼミナールとの業務提携を発表しました。この提携の目的は、急速に変化する大学入試の形に対応し、特に総合型選抜において受験生が必要とする教育サービスを提供することです。

業務提携の背景

近年、大学入試においては多様な選抜形式が求められています。特に、総合型選抜の重要性が高まり、受験者数の増加が続いています。これは、多面的な能力評価を通じて、受験生の意欲や適性を見定める多様な入試方法が導入されてきたためです。実際、2016年からの7年間で総合型選抜の占有率は12.6%も上昇しています。

このような流れの中で、RePlayceは長年高校生たちをサポートしてきた代々木ゼミナールと協力することを決定しました。今後、受験生は従来の一般選抜だけでなく、多角的に評価される総合型選抜の対策を受けることが可能になります。

提携内容と提供サービス

業務提携の具体的な内容としては、代々木ゼミナールの生徒に向けて、「はたらく部」と総合型選抜用のコンテンツを共同で提供します。特に、代々木ゼミナールからの申し込みを行うことで、オリジナルの活動報告証明書が発行されます。さらに、RePlayceが運営する「HR高等学院」では、代々木ゼミナールに特化した受験対策講座を受講できます。

期待される効果

この業務提携により、受験生たちは一般選抜と総合型選抜の両方に対応した対策を一つのプラットフォームで受けることが可能となります。今後、自分の進みたい道を見極めるためのキャリア意識を醸成し、より戦略的に進路選択ができるようになるでしょう。このような環境を整えることで、学生たちは自分自身の希望や強みを理解し、オーナーシップを持って進路選択に臨むことが可能です。

提供される新しいコンテンツ

- はたらく部: 中高生が同世代や社会人コーチと共に「はたらく」ことについて考えるキャリア探究サービスです。オンライン部室を通じて全国各地の仲間とつながり、さまざまな業界で活躍する社会人から支援を受けます。
- 総合型選抜アカデミー: 志望理由書作成や面接対策に特化した、業界唯一の「課外活動実績作り」を提供するコース。経験豊富な講師陣が伴走し、総合型選抜に必要なノウハウを身につけることができます。

代表者からのメッセージ

代々木ゼミナールの高宮副理事長は「多様化が進む大学受験への対応を進めるために、この提携はとても重要です。私たちは生徒一人ひとりに寄り添い、親身の指導を続けていきます」と述べています。また、株式会社RePlayceの山本CEOも「異なる進路選択を促進するために、学生たちのオーナーシップを育むことに全力で取り組んでいきます」と力強い意気込みを見せました。

この業務提携は、日本の教育シーンに新たな風を吹き込むものとして注目されています。将来的には、さらに多くの学生が理想のキャリアを実現する手助けになることでしょう。