DeNAのPocochaキャンペーン、Clio Awardsにて2つのブロンズ賞を受賞

Pocochaキャンペーンが世界的栄誉を獲得

2024年、株式会社ディー・エヌ・エー（DeNA）が展開したライブ配信アプリ「Pococha」のブランディングキャンペーン『つながるライブ配信「Pococha」』が、国際的な広告賞であるClio AwardsでExperience/Activation部門とPublic Relations部門の両方でブロンズ賞を受賞しました。この栄誉はDeNAにとって初の受賞であり、広告業界における大きなマイルストーンとなっています。

Clio Awardsとは？

Clio Awardsは、世界三大広告賞の一つで、広告、デザイン、コミュニケーションにおける創造性と革新性を評価する賞です。この賞は「カンヌライオンズ」や「The One Show」と並ぶ権威を持ち、特にClio Musicは音楽を通じてブランドと消費者をつなぐ取り組みを称賛するために設立されています。

Pocochaのキャンペーンについて

『つながるライブ配信「Pococha」』キャンペーンでは、ライブ配信を通じて人と人との心のつながりを強調し、「フレンドリーでかけがえのない関係」を築くことが目指されています。このキャンペーンでは、「ねぐせ。」というアーティストとのコラボレーションが行われ、オリジナル楽曲『めちゃくちゃ好きな人を愛すように世界を愛して！』が制作されました。これにより、Pocochaの理念である「この世界を、もっとフレンドリーに。」というメッセージを広げました。

音楽は人々を結びつける強力なツールであり、Pocochaはその力を活用しています。新しいTVCMシリーズは、オードリーの若林正恭さんを起用し、特にこの楽曲が重要な役割を果たしています。このCMやMVは、配信者（ライバー）と視聴者（リスナー）の間の双方向コミュニケーションを表現し、笑顔とヒューマンタッチをテーマに持つもので、視聴者に強い印象を与えます。

受賞の背景

受賞した『つながるライブ配信「Pococha」』キャンペーンでは、特別な居場所を提供するライブコミュニティのビジョンが強調されています。Pocochaはユーザー間の絆を育てるためのプラットフォームとして機能し、それが具体的な形でキャンペーンを通じて表現されています。親しい関係を生むためには、楽しむことが重要であり、Pocochaはそれを実現する基盤を提供しているのです。

これまでに多くの個性豊かなライバーたちがPocochaで活動しており、一般の方からモデルや歌手に至るまで様々な人々が日々配信しています。2017年のサービス開始以来、2024年9月末時点で日本国内で632万以上のダウンロードを記録しています。

キャンペーンの成果

Pocochaのキャンペーンは、ただの広告にとどまることなく、深い感情的なつながりを生み出すことに成功しました。「ねぐせ。」とのコラボレーションはその一例であり、視聴者に対して感情的な共鳴を促しています。さらに、MVやTVCMを通じて、Pocochaの世界観が強化されており、幅広い視聴者にリーチすることに貢献しました。

まとめ

DeNAのPocochaがClio Awardsで受賞したことは、ブランドの成長とクリエイティビティに対して大きな評価を受けた証です。このキャンペーンは、人々が集まり、コミュニケーションを楽しむことの重要性を再確認させてくれるものです。今後もPocochaは、「この世界を、もっとフレンドリーに。」という理念の下、さらなる発展を遂げていくでしょう。