パーソルホールディングスが発刊したジェンダーダイバーシティレポート第3号
パーソルホールディングス株式会社は、社員の活躍を支援するために「ジェンダーダイバーシティレポート」第3号を発刊しました。このレポートは、同社が掲げる「はたらいて、笑おう。」というビジョンのもと、社員一人ひとりが活躍できる組織づくりを目的としています。今回は、新たにCGDO(最高ジェンダーダイバーシティ責任者)に就任した喜多氏と現場の管理職が、「なぜ今、ジェンダーダイバーシティが必要なのか」について本音で語りあう座談会の内容がメインの特集です。
ジェンダーダイバーシティの重要性
パーソルグループは「“はたらくWell-being”創造カンパニー」を目指し、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)の推進を進めています。2021年にはジェンダーダイバーシティ委員会を設立し、経営層のトップマネジメントが直接関わる形で多様性の推進を加速させています。国際男性デーに合わせて発刊されるレポートは、社員への情報共有と意識の醸成を図るための重要なツールとなっています。
今号の特集内容
第3号では、喜多氏と現場の管理職の座談会が特集されており、現状の課題や今後の取り組みについて率直な意見が交わされています。さらに、各SBU(戦略事業単位)のリーダーからのコメントを通じて、これまでの実績や今後の展望についても触れています。「リーダー’s Voice」では、実際の取り組みについての具体的な声が寄せられており、各事業領域での成功事例も紹介されています。
社員からのフィードバック
前号に寄せられた社員のコメントも注目される点の一つです。「傍観者ではなく、主体性を持って取り組むことが大切」という意見や、「男性側のジェンダー役割の変化も大切」といった意見があり、より良いジェンダー平等社会の実現に向けた具体的なヒントが得られます。経営層が発信するメッセージに対し、賛否や要望が集まり、現場レベルでの変化を促進する良い契機となっています。
DEIへの取り組み
パーソルホールディングスは、多様な人材が活躍できる環境を整えるため、グループ全体の方針を明確にし、具体的な施策に取り組んでいます。「トップコミットメント」「制度・環境整備」「風土醸成」の3つを柱に、女性管理職比率や男性育児休業の取得率向上に向けた活動も進めています。2021年以降は、定期的に各SBUの人事責任者やCEOが集まり、DP(ダイバーシティ・プログラム)の確認と成果に基づく議論を行っています。
パーソルグループの目指す未来
パーソルホールディングスは、2030年までに「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。ただの人材派遣ではなく、様々なニーズに応えるサービスを展開し、社会の変化に柔軟に対応していく企業姿勢が求められます。今後も、社員一人ひとりの声を大切にしながら、持続可能な成長と多様性のさらなる推進を目指しています。これにより、日本全体のDEIの基盤を築き、より良い未来を創造していくことが期待されているのです。