創業期の企業支援に新たな風、freeeとツクリエ連携開始
近年、スタートアップはビジネスシーンでその存在感を高めており、創業期の企業にも数多くの課題が浮上しています。特に、事業成長に必要な人材確保が難しいという点は、多くの起業家が直面している問題です。このたび、フリー株式会社(freee)と株式会社ツクリエの2社が手を組み、新たなサービス『Linked.Assist』を提供開始することを発表しました。このサービスは、創業期の企業が必要なリソースをアウトソーシングできる画期的なプランです。
新サービス『Linked.Assist』の概要
『Linked.Assist』は、月額55,000円(税込)で、さまざまな専門業務をアウトソーシングできるサービスです。創業期の企業は、経理やデザイン、広報、人事のような専門的な分野に人材を確保するのが難しいものですが、このサービスを利用することで、必要な業務を専門家に依頼し、事業の成長に集中できる環境が整います。ユーザーは、必要な時間だけを選択して利用できるため、コスト面でも非常にフレキシブルです。
例えば、事務作業や広報、WEBマーケティング、デザインや経理など、多岐にわたる業務をプロに依頼できるメニューが揃っています。企業の成長をサポートするため、必要に応じて経営相談も行えるのも大きなポイントです。
協業の背景
この協業の背景には、創業期の企業が直面する資源不足という課題があります。多くの起業家は、具体的な業務依頼を試みてはいるものの、実際に発注を行うことができていない現状があります。freeeは、こうした企業を支えるため、ツクリエとの連携に至りました。これにより、各企業が抱えるさまざまな悩みを実際に解決していくサポートが期待されます。
支援の内容と料金プラン
『Linked.Assist』では、以下のような様々な支援を提供しています:
- - 広報: プレスリリース作成、取材など
- - WEBマーケティング: 戦略アドバイス、広告運用
- - デザイン: 名刺・バナー・チラシ作成
- - 経理: 請求・支払い処理、給与計算
料金プランは、月額55,000円(税込)で、1か月の実働は10時間相当となります。さらに10時間単位での追加依頼も可能で、実働時間に応じた料金設定がされています。このシステムにより、ユーザーは必要なリソースを効率的に確保し、資金的な負担を軽減できます。
ユーザー拡大を目指すfreee
freeeは今後、ツクリエとの協業を通じて、起業家やスタートアップの支援に力を入れるとしています。さらに、freeeが既に持っている顧客基盤を最大限に活用し、より多くのユーザーの成長を支援することを目指します。ツクリエの『Linked.Assist』の魅力を伝えることで、新たな顧客を獲得し、スタートアップの未来をより明るくしていく姿勢が伺えます。
まとめ
『Linked.Assist』は、創業期の企業が直面するさまざまな課題を解決するために設計されたサービスです。freeeとツクリエが連携することで、より多くの起業家たちがリソース不足の悩みから解放され、充実したビジネスライフを送ることができるようになるでしょう。今後の展開に注目が集まります。