瀬戸内寂聴さんと瀬尾まなほさんが贈る「しあわせクッキー」の魅力とは

2018年11月20日、著名な作家の瀬戸内寂聴さんと人気秘書の瀬尾まなほさんが初めてタッグを組んだ作品、「しあわせクッキー」が登場しました。このクッキーは、二人の共著である対談本「命の限り、笑って生きたい」の発売を記念したもので、先行予約が開始されるやいなや多くの反響を呼んでいます。

商品の特徴と予約開始の反響

「しあわせクッキー」は、春華堂直営店およびオンラインショップで予約販売が開始されました。予約受付開始後、Instagramやテレビで紹介されたこともあり、予約数はわずか数ヶ月で448件に達しています。また、寂聴さんとまなほさんのサイン入りセットは、発売からわずか9時間で完売したという驚異の人気を誇ります。

京都での特別法話イベント

発売を記念して、京都の「寂庵」では寂聴さんの特別法話が開催されます。この法話は毎月行われている人気イベントであり、定員150名のところに1500通もの応募が寄せられるほどの人気です。法話終了後、参加者は皆笑顔で帰るというのが特徴です。特別法話には、クッキー購入者の中から抽選で50組100名が招待されます。

地元京都での販売展開

瀬戸内寂聴さんの地元である京都でも、特別販売が行われる予定です。大垣書店やふたば書房、そして京都駅の売店などで手に入れることができ、文字を身近に感じてもらうことが目的とされています。これにより、若い世代にも本への興味を持ってもらおうとする取り組みがなされています。

商品の開発背景

「しあわせクッキー」の製作に関して、二人がお互いの経験や思いを交えながら、新しいクッキーの形を模索する姿勢が見受けられます。特に、寂聴さんの人生語録からヒントを得て、肯定的なメッセージが詰まった特別な菓子に仕上げられています。レシピを手掛けたシェフは東京・代々木上原のASTERSIQUEの和泉光一氏で、フランスの伝統的な焼き菓子であるガレット・ブルトンヌを基にしたクッキーが特徴です。

美味しさとデザインへのこだわり

これらのクッキーは、ガレット・ブルトンヌの風味に加え、塩キャラメルとフランボワーズの二種類のクリームで味わいが引き立っています。パッケージデザインは本のような形状で、寂聴さんの選ぶ「幸せ」を象徴する高貴な黄色が用いられています。書き下ろしのメッセージや、まなほさんによるイラストも特別感を醸し出しています。これにより、食べる喜びだけでなく、目で楽しむこともできるのです。

新人女子スタッフの奮闘

新商品を企画する女子スタッフ・雪島ともかさんは、寂聴さんとの出会いの中で自身の成長を実感し、「しあわせクッキー」の開発に情熱を注いでいます。彼女が法話の後に得たアドバイスから生まれた企画は、若い世代にも希望や愛のメッセージを届けることを目指しています。彼女の言葉を通じて、寂聴さんの教えがさらに広まり、多くの人々に元気を与えることでしょう。