チェンマイの影に生きるミャンマー難民：市民ジャーナリスト育成プログラム『Global Media Camp in タイ』

2021年2月のクーデター以降、ミャンマーでは軍事政権による弾圧が続き、多くの国民が隣国タイへと逃れています。その数は700万人ともいわれ、タイ社会に大きな影響を与えています。特にタイ北部の古都チェンマイには、歴史的なつながりから多くのミャンマー人が居住し、独自のコミュニティを形成しています。

しかし、彼らの生活は決して容易ではありません。言語や文化の違い、社会的な偏見、そして不安定な政治情勢など、多くの困難に直面しています。このプログラムでは、そうしたチェンマイに暮らすミャンマー難民のリアルな姿を、参加者自らが取材を通して明らかにします。

『Global Media Camp in タイ』：市民ジャーナリスト育成プログラム

『Global Media Camp in タイ』は、特定非営利活動法人開発メディア（ganas）が主催する現地取材プログラムです。参加者は、英語の通訳サポートを受けながら、チェンマイのミャンマー難民コミュニティを取材し、記事を作成します。

プログラムの特徴

実践的な取材体験: プロのジャーナリストと同じように取材を行い、記事作成までの一連のプロセスを経験できます。
多様な取材先: ミャンマー難民の生活、文化、社会問題など、多様な切り口から取材を進めることができます。
充実したサポート体制: 現地コーディネーターやganas編集長による指導・フィードバックを受けながら、スキルアップを目指せます。
スキルアップ: 取材力、執筆力、コミュニケーション能力など、ジャーナリズムに必要なスキルを習得できます。
グローバルな視点: ミャンマー情勢、難民問題、国際協力といったグローバルな視点を持つことができます。

プログラム詳細

期間: 2025年2月13日（木）～2月20日（木）（7泊8日）
場所: タイ・チェンマイ
費用: 一般19万9800円、学生17万9800円（航空券、保険代は別途）
定員: 最大8名
言語: 英語（通訳付き）

含まれる費用: 講習費、宿泊費、移動費、通訳費、取材費用、食事代（朝・昼・夕）

含まれない費用: 航空券、保険代、飲み物、デザートなど

参加者にとってのメリット

このプログラムに参加することで、以下のメリットが得られます。

途上国取材の経験: 途上国のリアルな社会問題に触れ、多角的な視点を得ることができます。
スキルアップ: 取材、執筆、コミュニケーションなど、実践的なスキルを向上させることができます。
グローバルなネットワーク: 参加者同士、そして現地の人々との交流を通して、グローバルなネットワークを築くことができます。

取材先候補

さまざまなミャンマー移民・難民の方々へのインタビューを通して、彼らの生活や思いを深く掘り下げていきます。

講師

長光大慈氏: ganas編集長。豊富な海外経験を持つジャーナリスト。
* チェンマイ在住ミャンマー人: 現地コーディネーターとして、プログラムをサポートします。

まとめ

『Global Media Camp in タイ』は、チェンマイに暮らすミャンマー難民の生活を深く理解し、ジャーナリズムスキルを磨くことができる貴重な機会です。社会問題に関心のある方、ジャーナリズムに興味のある方、国際的な視野を広げたい方にとって、最適なプログラムと言えるでしょう。この機会に、ぜひご参加ください。