Nexdataが日本ディープラーニング協会に加盟
データドリブンの未来が進化する中、Nexdata(Datatang株式会社)が日本ディープラーニング協会(JDLA)の正会員として加入しました。この決定は、AI技術の発展に欠かせない高品質な学習用データを提供するというNexdataの使命を強化するものです。
高品質データの必要性
現在、AIモデルの精度向上には多様で信頼性の高いデータが必要不可欠です。しかし、特にスタートアップや中小企業、研究機関では、質の高いデータを整備するために膨大な時間とコストがかかり、人員や予算が不足しているため、これが大きな障壁となっています。Nexdataは、その課題を解決するために人工知能学習用データの提供に特化しており、最先端のAI研究トレンドに応じたデータサービスを展開しています。
日本ディープラーニング協会(JDLA)とは
一般社団法人日本ディープラーニング協会は、ディープラーニングを事業の中心に活動する企業や有識者によって設立されました。彼らは、ディープラーニングの技術を日本の産業競争力の向上に結びつけることを目指しています。協会の活動には、産業活用の促進や人材育成、公的機関への提言、国際連携、社会との対話が含まれます。
理事長を務めるのは、東京大学大学院工学系研究科の松尾豊教授です。協会は東京都千代田区大手町に位置し、詳細情報は
こちらから確認できます。
Nexdataの取り組み
Nexdataは2011年に設立され、以来13年間にわたり、画像、音声、テキスト、点群などの多様なAI学習データを収集・提供してきました。特に大規模かつ高精度なラベル付きデータセットの提供がその特徴です。短期間で高精度なデータを提供することに注力し、国内外の1,000以上の企業に対して質の高いデータソリューションを提供しています。
2025年7月には、データカタログのすべての情報を日本語で提供する日本語版ウェブサイトを開設します。このサイトでは、800TBを超える画像・動画データセットや、100万時間の音声コーパス、数億件の大規模言語モデル向けテキストデータを容易に検索・閲覧できることが期待されています。
今後の展望
NexdataはJDLAの会員として、AI人材の育成や技術交流に積極的に参加し、協会の活動を通じてAIエコシステムの健全な発展に寄与する方針です。また、業界イベントやセミナーを通じて、最新の知見を共有し、専門性を発信し続ける意向を持っています。これにより、日本企業のAI導入を支援し、日本のAI技術競争力の向上にも貢献していく所存です。
お問い合わせ
Nexdataについての詳細やデータ提供に関するお問い合わせは以下の通りです:
NexdataとJDLAが手を携えることにより、今後のAI技術の発展がさらに加速することが期待されるでしょう。