2025年の賃料動向
2025-06-26 11:30:49

2025年5月の賃料動向を振り返る:シングル・ファミリー向け物件の賃料上昇トレンド

2025年5月の賃料動向を振り返る



最近発表されたLIFULL HOME'Sマーケットレポートによると、シングル向け及びファミリー向け物件の賃料が現在上昇傾向にあることが明らかになりました。2021年2月から計測が始まったデータによって、近畿圏の賃料が過去最高を更新するなど、各地域で異なるトレンドが見受けられます。

シングル向け物件の賃料が急上昇


シングル向け賃貸物件の平均賃料は、首都圏が84,133円で前年同月比106.1%、近畿圏においては60,539円で前年同月比105.2%と報告されています。特に近畿圏では、2021年2月以降最高の賃料を記録しており、この傾向は特に大阪府とも密接に関連しています。大阪府では、引越しシーズンに賃料が上昇を続け、5月には64,368円に達し、6ヶ月連続での賃料上昇が観測されました。

一方、地方4市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)でも動きが見られ、福岡市の賃料は64,716円、前年同月比で111.2%と、特に高い上昇率を示しています。これに対し、利用者からの反響賃料が95,617円に留まる結果となっており、物価高の影響が感じられます。

ファミリー向け物件の賃料動向


ファミリー向け物件の賃料も注目の的です。首都圏では137,794円(前年同月比104.8%)、近畿圏では86,373円(前年同月比103.3%)と、こちらも過去最高賃料に次ぐ高さが報告されています。首都圏では、特に都心6区を除いた「23区その他」の賃料が207,305円(前年同月比110.6%)に達し、近畿圏の大阪市でも中心6区を除いた「大阪市その他区」で97,388円(前年同月比113.5%)になっており、周辺地域の賃料が上昇を牽引しています。

まとめ


2025年5月のマーケットレポートから見える賃料動向は、シングル向け及びファミリー向け物件ともに上昇傾向が顕著であり、今後も市場動向が注目されるところです。物価高の影響はあるものの、依然として需要は高いことが感じられます。今後の不動産市場は、更なる動きを示す可能性もあり、賃貸物件を探す人々にとって重要な指標となるでしょう。これからの動向は、定期的にチェックすることが必要です。

今後もLIFULL HOME'Sでは、賃料動向や市場の最新情報をお届けし、賃貸物件選びや投資の参考になる情報を提供していく予定です。また、詳細なデータはLIFULL HOME'S PRESSやExcelデータからもアクセス可能ですので、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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