Re:QがHCI導入プロフェッショナルサービスを開始、システム基盤構築で新たなソリューション提供へ

Re:Qが提供するHCI導入プロフェッショナルサービス

現在、IT業界全体でハイパーコンバージドインフラストラクチャ（HCI）の導入が注目されています。HCIは、仮想化技術や物理ネットワークを統合し、柔軟かつ効率的なITインフラの構築が可能なため、多くの企業が採用を検討しています。しかし、HCIの導入には専門的な知識と技術が必要です。これに対し、Re:Q（レック・テクノロジー）は、市場のニーズに応じて新たにHCI導入プロフェッショナルサービスを提供し、企業のスムーズな導入を支援します。

HCI導入プロセスの全体像

HCIの導入作業は多岐にわたり、単なる製品の設置にとどまらず、その特性に応じた設計や構築が不可欠です。導入プロセスは以下の6つに分けられます：

1. 導入パラメータの提示：メーカーまたは代理店に対して、必要な導入パラメータを提示します。これによりスムーズな導入が可能になります。
2. ITインフラ環境の整備：ネットワークやDNS、NTPなど、導入に向けた環境を整えます。
3. メーカーによる初期導入作業：実際の導入作業が行われます。
4. 仮想環境の構築：バックアップやインフラテストを行い、仮想環境を設定します。
5. 仮想サーバー・ネットワークの構築：仮想デスクトップやOS、ミドルウェアの導入を進めます。
6. 運用環境の構築：災害対策サイトなど、運用に必要な環境を整えます。

これらのプロセスを通じて、Re:Qは顧客に最適な環境を提供し、各企業のビジネスを支援します。特に、不測の事態に備えた災害対策やセキュリティ対策が強化されることで、企業のIT環境はより強固なものとなるでしょう。

Re:Qの取り組みと今後の展望

Re:Qは、これまでも多くの企業に対してシステム基盤構築のコンサルティングサービスを提供し、高い評価を得てきました。2016年には、シリコンバレーのAPAC CIO outlook Magazineにおいて、「最も有望なOracleソリューション・プロバイダー」の一社に選出されました。この実績をベースに、HCI導入プロフェッショナルサービスを展開し、特にSimpliVityの設計・構築ソリューションに続き、他のベンダーへの対応を進めていく方針です。

これにより、より広範なニーズに応えることができ、クライアントに対して一貫したサポートを提供します。導入サービスの価格は120万円から始まり、初年度20システムの販売を目指しています。