『朝鮮の王朝外交“ややこしさ”からの気づき』が受賞!
2026年に開催されるアジア・ブックアワードで、森平雅彦氏が編者を務めた『朝鮮の王朝外交“ややこしさ”からの気づき』が、見事最優秀図書賞(人文科学・学術部門)を受賞しました。この賞は、アジア各国の出版人が協力し、アジア地域の出版文化をより豊かにすることを目指して設立されたものです。
アジア・ブックアワードは、現代社会の変化を鋭く捉える一般書部門と、アジアをテーマにした人文科学・学術部門に分かれています。今年の最優秀図書賞には、森平氏の著作を含む4作品が選ばれました。選考は韓国、日本、中国、香港、台湾などの出版社や学者、評論家によって行われ、受賞作は各国の委員が推薦した書籍の中から選ばれます。
本書の特色
『朝鮮の王朝外交“ややこしさ”からの気づき』は、大国と隣り合う朝鮮半島の王朝国家が、複雑な国際関係の中でどのように生き抜いてきたかを探る一冊です。これまでの理解では侵略の被害者や大国への従属といったイメージが強い朝鮮史を、新しい視点で捉え直す試みがなされています。
書は古代、高麗、朝鮮時代の三部構成で、7名の専門家がそれぞれの時代の特性や魅力について解説。古代史の概観から始まり、外交の駆け引きや国際関係の表舞台での戦略を学ぶことができます。613ページにわたる本書は、豊富な図版とともに、朝鮮史への新たな理解を促進します。
受賞の背景
編者の森平雅彦氏は、受賞に際し、韓国の過去の王朝が外国からの圧力や脅威を受けてきた歴史の学術的価値と現代的意義を再考しようとする試みが、多くの現代人の常識を揺るがすものであるとコメントしています。専門家たちが考察した内容は、歴史的な文脈の中での韓国の立ち位置や戦略を明らかにします。
専門性と魅力
著名な作家である姜尚中氏は、本書を「深掘りされた研究の知見に満ちており、韓国時代劇を享受するようなワクワク感がある」と推薦。このような高い推奨を受け、読者は本書が与える歴史の新たな風を感じることでしょう。
この書籍は、朝鮮史における固有名詞や歴史的出来事を詳細に理解したい方や、国際関係を深く掘り下げたい方にとって、大いに価値のある一冊です。今後もアジア地域の文化や歴史に関して新たな視点を提供し続けることでしょう。
書籍情報
- - タイトル: 朝鮮の王朝外交“ややこしさ”からの気づき
- - 編者: 森平雅彦
- - 発売日: 2026年1月17日
- - 定価: 1,166円(10%税込)
- - ページ数: 336ページ
- - ISBN: 978-4-08-721397-3
読者は、この歴史の探求を通じて、韓国との関係を理解し、アジア地域の文化について考えを深めることができるでしょう。特に、朝鮮の国際的な外交戦略や歴史的背景に関心がある方には、必見の書です。