明治大学中野キャンパスで開催のプロトタイプ展について

未来を先取りする「第4回渡邊恵太研究室プロトタイプ展」

明治大学総合数理学部、特に先端メディアサイエンス学科の渡邊恵太研究室が主催する「第4回渡邊恵太研究室プロトタイプ展」が、2025年1月11日（土）に東京都中野区の明治大学中野キャンパスで開催されます。参加は無料で、事前登録が必須となっており、先着順での受付です。

展示会の背景とテーマ

今回の展示会のテーマは「超軽工業へインタラクションデザインを超えて」です。これは、渡邊恵太教授が著作「超軽工業へインタラクションデザインを超えて」の出版に合わせた記念イベントであり、最新の技術と人間の新たな関係を探求する場となります。特に、IoT（モノのインターネット）、DX（デジタルトランスフォーメーション）、デジタルファブリケーション、メタバースなど、先進的な技術がどのように私たちの日常生活に影響を与えるのかを示す展示が行われます。

渡邊研究室の研究は、インタラクションデザインを中心に、持続可能な社会の実現を目指した質量を持たないものづくり、すなわち「超軽工業」に焦点を当てています。このアプローチは、単に技術開発に留まらず、デジタル時代に適応した新しい思考様式の重要性をも訴えています。

プログラム内容

展示会自体は、9つのテーマに沿った「研究デモンストレーションライトニングトーク」を中心に構成され、学生たちによる研究紹介やデモ展示が行われます。また、豪華ゲストスピーカーによるトークセッションも予定されています。

トークセッションのテーマは「融合・学際・先端を超えて～研究者が見据える未来の世界観～」です。これには、千葉工業大学の安藤昌也教授、東京大学の稲見昌彦教授、そして渡邊恵太教授が参加し、各自の専門分野から未来の技術とその社会的影響について議論します。特に、21世紀以降の学問分野の変化や、デジタルトランスフォーメーションによる変革の加速に焦点を当てるでしょう。

参加方法とアクセス

参加希望者は、以下の参加登録フォームから申し込む必要があります。定員に達し次第、受付が終了しますので、早めの登録をお勧めします。ワークショップも同日開催されるため、興味のある方はぜひ参加をご検討ください。

- 参加登録フォーム: こちら

会場は、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線の「中野駅」北口から徒歩約8分とアクセス良好です。

- 開催日時: 2025年1月11日（土）9:30-19:00
- 会場: 明治大学中野キャンパス低層棟5階ホール

展示会の意義

この展示会は、単なる技術展示に留まらず、デジタル前提の新しい生活様式について考える機会を提供します。来場者にとっては、未来にどのような技術が実際に役立つのかを知る貴重な場となるでしょう。特に、脳波を活用したインタラクションや、新しい触覚体験システムの紹介も行われ、来場者に新しい体験価値を提供します。

このように、渡邊恵太研究室のプロトタイプ展は、技術と人間の新たな関係を探求し、未来の技術がどのように時代を超え私たちの生活を豊かにするかについて考える貴重な機会です。ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしております。