社会の安全を守る！SocioFutureとクワッドマイナージャパンの提携で金融機関のセキュリティ向上

新たなセキュリティへの挑戦

ATM関連サービスを展開するSocioFuture株式会社とサイバーセキュリティの専門企業、クワッドマイナージャパンが協力し、金融機関向けのセキュリティ強化に関する共同検討を開始しました。

背景にある課題

近年、サイバー攻撃によるリスクが企業の事業運営に深刻な影響を与えています。特に金融機関はその対象として狙われやすく、営業秘密や個人情報の漏洩、基幹システムの停止等、様々なリスクにさらされています。国際通貨基金（IMF）の報告によれば、金融業界は過去20年間で2万件以上ものサイバー攻撃を体験し、合計で120億ドルに及ぶ損害を被っているとのことです。この状況から、サイバー攻撃に迅速かつ効果的に対応するための体制構築が喫緊の課題となっているのです。

共同検討の目的

SocioFutureとクワッドマイナージャパンの提携は、両社の専門知識を組み合わせて金融機関向けに実用的なセキュリティソリューションを開発することを目指しています。特に、両社の取締役が長年にわたってサイバーセキュリティに関する意見交換を行ってきたことがこの共同検討の発端となっています。これにより、金融機関は新旧のシステムが共存する環境においてもセキュリティの横断的な監視が可能になります。

期待される成果

共同検討の過程で以下の成果が期待されています：

- 不審な行動やサイバー攻撃の兆候を早期に検知し、実被害を未然に防ぐ仕組みの確立。
- インシデント発生時における迅速な原因の把握、分析および対応の実現。

これにより、金融機関はより安全で信頼性の高いサービスを提供でき、利用者の安心感を高めることができるでしょう。

代表者のコメント

株式会社クワッドマイナージャパンの代表取締役社長、蘇明燮氏は、SocioFutureとの協力関係が非常に意義深いものであると語ります。「当社のサイバーセキュリティ技術とSocioFuture社の金融インフラに関する豊富な知見を組み合わせることで、金融機関に対して安全で信頼性の高いソリューションを提供できると自信を持っています。」と述べています。彼はこの取り組みが金融機関のさらなるセキュリティ強化を推進し、安全な金融サービス提供に寄与することを願っています。