アップサイクル ドッグウェア プロジェクト始動!
近年、私たちの生活の中で循環型社会の重要性がますます高まっています。その一環として、合同会社enkaraが「アップサイクル ドッグウェア プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、不要になった子ども服を回収し、ドッグウェアへと生まれ変わらせるものです。今回はこの活動についてご紹介します。
プロジェクトの背景
日本では、年間に約10kgの衣類を購入し、9kgを廃棄しています。この現状をふまえ、enkaraではリサイクルや再利用を推進することが急務だと考えました。特に、子ども服は成長とともにすぐにサイズアウトしてしまうため、まだ着用できる衣類が無駄にされることが多いです。しかし、傷んだり、少し破れた服など、誰かに譲ることができないものも多く存在します。
そこで、不要な子ども服を集め、アップサイクルすることで新たな命を吹き込むことに挑戦することになりました。
プロジェクトの目的
このプロジェクトでは、犬と子どもとの良好な関係を育むことも重要な目的としています。普段犬と接する機会がない子どもたちに、自分の思い出の詰まった服を犬に譲る経験を通じて、犬とのつながりを感じてもらうことが狙いです。そうした小さな体験を大切にすることで、子どもたちに物を大切にする感覚を育んで欲しいと考えています。
また、今後は保護犬や譲渡犬の飼育が一般的になることを目指し、この活動を通じて循環社会の意識が広がることを期待しています。
第1回イベントのレポート
2019年12月1日、都内で開催した子ども服の回収イベントでは、Tシャツ、ズボン、ロンパースなど、計59点の寄付を受けました。参加した子どもたちは、回収した服がどのようにドッグウェアに生まれ変わるのか、そのプロセスを体験できる仕組みが設けられており、循環について学ぶ良い機会となりました。
当日の詳細は、以下のリンクよりご覧いただけます。
回収日レポート記事
今後の活動予定
今後はプロジェクト専用ページを通じて、回収した服の流れを確認できるようになっています。また、2020年1月には新たな価値として生まれ変わったドッグウェアの紹介を行う予定です。次回の子ども服回収日は、2020年3月1日を予定しています。
詳しくは
enkaraアップサイクルドッグウェア プロジェクトページをご覧ください。
子どもたちのストーリーを連載開始!
さらに、「犬と暮らす子どもたちのストーリー」を綴った「ドッグ×キッズ」もスタートしました。子どもたちの純真な言葉で、犬と共に過ごす日常をお届けします。詳細は
こちらから。
合同会社enkaraについて
enkaraは「犬を知る」ことをミッションに掲げ、今までの犬に関する知識を見直し、新しい情報を提供することで、より豊かな関わりを持つことを目指しています。これからも、犬と人との橋渡しとなる活動を続けてまいります。
会社名:合同会社enkara
所在地:東京都板橋区南常盤台1丁目11番6号
設立:2019年9月
代表者:井手 香織
URL:
https://www.enkara.jp/
このプロジェクトは、ただのリサイクル活動にとどまらず、子どもたちにとって貴重な体験を提供するものです。今後も多くの人に関心をもってもらい、犬と子どもたちが豊かに結びつく社会が実現されることを願っています。