新登場ジンの『104 CLASSIC 12』の魅力
ドイツの高級時計メーカー、ジンから新作『104 CLASSIC 12』がリリースされました。この腕時計は、精密な技術と独自のデザインが調和した製品であり、時計愛好家の心をつかんで離しません。
精巧なデザイン
『104 CLASSIC 12』の最大の特徴は、そのデザインにあります。この時計は、計器時計としての機能性をもたらすだけでなく、伝統的な時計製造技術を巧みな形で結びつけています。特に注目すべきは、シリーズ初のスモールセコンドディスプレイです。淡いベージュ(シャモア)色のディスプレイは、細やかな溝の面取り仕上げによってエレガントさを引き立てています。
ブラックのサンバースト仕上げの文字盤とロジウムコーティングのインデックス、針の組み合わせは、洗練された印象を与えています。この巧妙なカラーパレットが作り出す統一感は、細部にまで気を配った結果です。
高品質の素材
性能面でもこの時計は注目に値します。パイロットベゼルには1時間ごとの刻みを持つ高品質のセラミックインレイが採用されており、従来の104シリーズのなかで初めてこの素材が使用されています。このセラミックは卓越した硬度を持ち、耐摩耗性にも優れていますので、長期間使用してもその美しさを保てます。
さらに、アラビア数字のベゼルは第2時間帯の表示も可能です。これは、時計の利用シーンを広げるだけでなく、ジン独自のテクノロジーによって確実にケースに固定されています。
機能と耐久性
『104 CLASSIC 12』は20気圧の防水性能を誇り、耐圧性にも優れています。細かい計器やデザインにこだわりながらも、実用的な側面を忘れていません。ムーブメントには高精度のセリタSW 261-1を採用しており、毎時28,800回の振動数を誇ります。これによって、時計としての基本性能も確保されています。
品質を支える歴史
ジンは1961年にドイツのフランクフルトで設立され、創業者のヘルムート・ジンがパイロット用時計の製作を始めたことがブランドのスタートでした。その精神を受け継いだジンは、1994年にエンジニアのローター・シュミットのもとでさらなる進化を遂げています。ジンの時計は、プロフェッショナルたちからの信頼が厚く、特に過酷な条件下での実用性が求められる分野で高く評価されています。
まとめ
『104 CLASSIC 12』は、エンジニアリングとデザインの双方を兼ね備えた時計として、時計愛好家にピッタリの一品です。秋の発売を前に、その注目度はますます高まることでしょう。洗練されたスタイルと高い技術力を誇るジンの新たな挑戦を、ぜひお見逃しなく!