小学生と保護者向け、物流とITを楽しく学べる体験イベント開催

春休みに「物流・ITおしごと体験」イベント開催

春の訪れとともに、子どもたちが学びながら楽しむことができる素晴らしいイベントが企画されています。2025年3月の4日間、東京都稲城市にある物流・ITの体験施設で、パルシステム連合会が主催する「おしごと体験」が開催されます。本イベントは、小学生とその保護者が対象で、日常的に利用している宅配サービスの仕組みについて学びながら体験できる貴重な機会です。

宅配のプロセスを楽しく学べる

今回の体験プログラムは、実際の物流センターで使用されている仕分け機やオリジナルの動画、パネル、タブレットなどを用いて、子どもたちが楽しみながら宅配の仕組みを理解できる内容となっています。プログラムの所要時間は約1時間で、体験を通じて商品がどのように家庭に届くのかを学びます。

パルシステムでは毎週、1000万点以上の商品を80万世帯以上に届けており、その物流の仕組みや情報システムをいかに活用して、大量の商品を確実に配達しているのかを実演します。また、急速に進展するデジタル化についても説明が行われ、現代社会の流れを理解する手助けとなるでしょう。さらに、食品ロスを減らすための必要な食材の事前注文についても、具体的な方法が解説されます。これは、SDGs（持続可能な開発目標）の取り組みにも寄与するものです。

これまでの成功事例

パルシステムでは2023年からおしごと体験企画をスタートさせており、地元の小中学校からも大勢の生徒が職場体験として参加しています。これまでに800人以上がこの体験に参加し、多くの子どもたちから「タブレットでの買い物が面白かった」「もっといろいろ体験したい」との声が届いています。また、保護者からも「子どもが食べ物に興味を持つようになった」「大人も楽しめる内容だった」と好評です。