神戸市での生成AI体験会のご報告
2023年7月から8月にかけて、神戸市内の地域福祉センターで行われた生成AI夏休み体験会が、子どもたちやその保護者を中心に盛況に開催されました。このイベントは、REDEE株式会社が地域福祉センターの指定管理者であるふれあいのまちづくり協議会と連携し、多世代交流を目的に実施されました。
イベントの概要
体験会は、神戸市内の12か所で合計12回にわたり実施され、参加者はAIの基礎から応用までを学ぶ機会を得ました。初めに「AIって知っていますか?」という問いから始まり、AI技術の利点やリスクについての理解を深めるセッションが設けられました。
その後、アートAIツール『Dream studio』を使い、参加者は自身の思い描くアート作品を自由に制作する時間を楽しんでもらいました。このツールを通じて、AIが生成するアートの可能性を体験し、創造力を引き出されることとなりました。
理想の「神戸のまち」を描く
最後のセッションでは、参加者に「理想の神戸のまち」をテーマにしたイラスト制作が行われました。各自が選んだキーワードを基にした作品作りを通じて、子どもたちの想像力が発揮されました。完成したイラストは、参加者同士で発表し合い、「かっこいい」「近未来感がある」「外国みたい」「おしゃれ」といった感想が飛び交いました。
参加者の声
体験会を通じて、多くの子どもたちが自分の作品に対する誇りを持ち、新たな学びの楽しさを実感した様子が印象的でした。REDEEのスタッフも一緒になって参加者の作品を見守り、彼らの創造力を称賛しました。
今後の取り組み
REDEEでは、本イベントを通じてデジタル技術やプログラミングの習得を促進し、自己解決能力や創造力の育成に力を入れています。今後も、このような体験を通じて全国各地の子どもたちにデジタルスキルを広めていく計画です。
また、神戸市の地域福祉センターとREDEEは、11月から来年の1月にかけて「AI生成体験」「LEGOプログラミング体験」「YouTuber体験」といった新たなイベントを開催する予定です。これらの取り組みにもぜひご注目ください。
総括
この生成AI体験会は、地域の子どもたちに新しいデジタル体験を提供し、次世代の人材育成につながる重要な取り組みとなりました。参加者がこの体験を通じてどのように成長していくのか、今後の展開が楽しみです。