東京で開催！自殺相談ロールプレイ研修「聴き方のお稽古」全6回20時間の詳細公開

自殺相談ロールプレイ研修「聴き方のお稽古in東京」

自死や自殺の問題に直面し、理解を深めたいと考える方々に向けた特別な研修、「聴き方のお稽古in東京」が開催されます。この研修は、京都自死・自殺相談センター（Sotto）が提供するもので、参加者がいかにして心の苦悩を抱える人と向き合い、寄り添うことができるかを学ぶ機会です。

背景と目的

近年、コロナ禍の影響で孤立感や閉塞感を抱える人々が増え、また著名人の自殺報道が影響を与えていると言われています。Sottoにも、職場や友人、家族からの深刻な相談が寄せられており、そうした状況に対処するための知識や姿勢を学ぶプログラムを提供することが求められています。

本研修は、死にたい気持ちを抱える人々と接する際に必要な姿勢や知見を学ぶことを目的としています。特に、模擬相談を通じた「聴き」の技術を磨くことに重点を置いています。小グループでの実践的なトレーニングにより、参加者は実際の相談場面での対応力を養います。

研修の内容

この研修は、全6回、合計20時間にわたり、多彩なプログラムが組まれています。東京会場での2日間と、オンラインでの4日間にわかれ、実際に模擬相談が行われます。参加者は直接的な体験を通じて「聴く」ことの重要性を理解し、相手の気持ちを受け取る姿勢を身につけることができます。

受講者から寄せられた感想には、「聴くことの技術をトレーニングする意義が分かった」という声や、「温かい雰囲気の中での学びが大切な基盤になる」といった感想が寄せられています。実際に体験することで、知識だけでは得られない価値を感じ取ることができるようです。