クラスター株式会社が『メタバース生活者ラボ™』立ち上げへ
株式会社博報堂が設立したコミュニティ型プロジェクト『メタバース生活者ラボ™』に、クラスター株式会社が新たに参加することが決定しました。このプロジェクトは、メタバース空間での新しい生活者価値の創出を目指しており、全員がメタバース生活者当事者の研究員として構成されています。
この『メタバース生活者ラボ™』は、博報堂の生活者発想技術研究所が運営しており、クラスターの社員も研究員として参加します。そして、博報堂やその傘下のメンバーとも協力し、メタバース生活者の実体験を活かした研究を進める計画です。
メタバース生活者とは?
メタバース生活者とは、バーチャル空間上でアバターを通じてコミュニケーションを行う全てのユーザーを指します。このプロジェクトを通じて、彼らのライフスタイルや行動パターンをより深く理解し、新たな生活者価値を探求していきます。
座談会の模様
第一回座談会には、クラスター株式会社のCEO、加藤直人が参加しました。テーマは「メタバース生活者と人間関係」であり、リアルな属性や外見にとらわれない новеな人間関係の形成について意見が交わされました。この座談会の内容は、別記事として公開されており、メタバースという新しい環境での人間関係の可能性を探ります。
メタバース生活者ラボの目的
このラボは、メタバース生活者の行動研究や、新しい生活者価値の研究活動を行い、その成果をセミナーや発表を通じて広めることを目的としています。また、企業と生活者の関係を橋渡しする役割も果たし、メタバース空間での施策実施を支援します。
生活者発想の研究
「メタバース生活者定点調査2023」によると、国内におけるメタバースサービスの利用者は推計687万人にのぼり、今後のデジタルサービスの進展でその接点がさらに増えると予測されています。メタバースでの交流の重要性が増す中、私たちはメタバース生活者を通じて新しい価値創出を目指します。
ラボリーダーの紹介
『メタバース生活者ラボ™』のリーダーである瀧崎絵里香は、デジタル空間における生活者の意識や行動について研究を進めています。彼女は、SNSやメタバースを通じた新たな生活者体験を探求し、博報堂やメディア環境研究所との連携により、若年層との接点やメタバースの可能性についても研究を行っています。
クラスター株式会社のビジョン
クラスターは、大規模バーチャルイベントのプラットフォームを提供する企業であり、『メタバース生活者ラボ™』の活動を通じて、企業と多様なメタバース生活者との関係構築を目指します。加藤CEOは、メタバースにおける新しいエンタメと体験の創出を目標にしています。
このように、博報堂とクラスターの連携によって生まれる新たな価値が、メタバースの未来をより豊かなものにすることでしょう。